一人暮らしを始める際に憧れのソファを購入したいと考える方も多いかと思います。
しかし「場所を取る」「掃除が大変」という理由からいらないという声も。
一人暮らし始める時にソファのある生活憧れたなー
結局ワンルームにソファは狭いから座椅子で充分だったけど(笑)
本記事では、一人暮らしにソファは本当にいらないのか口コミと評判からメリットとデメリットを検証いたしました。
結論からいうと、6畳〜8畳ぐらいのワンルームに住むのであればソファはいらないと思います。
記事の後半では、ソファが無い生活の感想とソファの代わりになるグッズも紹介しています。
これから購入を検討されている方は、是非参考にしてみてください。
一人暮らしにソファはいらないのか?口コミと評判を検証
一人暮らしをする際のソファについては、「いらない」という意見もあれば「必要」という意見もありました。
まずはSNS上に投稿されている、一人暮らしでソファを使うことに対する意見を見てみましょう。
一人暮らしにソファはいらないという口コミと評判
「一人暮らしにソファはいらない」といった意見としては、以下のような口コミが投稿されていました。
・スペースを圧迫するのでいらない
・ベッドがソファの代わりになるのでいらない
スペースを圧迫するのでいらない
一人暮らしをしている人の大半は、ワンルームや1Kなどスペースが限られた物件に住んでいます。
そのためソファを置くと部屋のスペースが圧迫され、邪魔に感じることから置かない方がいいと考える人が複数見受けられました。
ベッドがソファの代わりになるのでいらない
上記につながるポイントですが、単身者向けのコンパクトな部屋に住んでいる場合は生活スペースの中にベッドがあります。
少し横になったり腰を掛けたいと思ったらベッドで事足りるため、わざわざソファを置かなくても良いと考えている人もいます。
一人暮らしにソファは必要という口コミと評判
「一人暮らしにソファは必要」といった意見としては、以下のような口コミが見受けられました。
・床に座ると腰が痛くなるから必要
・寝室に行かなくても寝転がれるから必要
・部屋の見栄えが良くなるので必要
床に座ると腰が痛くなるから必要
長時間にわたり床に座っていると、どうしても姿勢が崩れるため腰に負担がかかります。
人によっては床での生活を続けると腰などを痛める心配があることから、楽に立ったり座ったりができるソファが必要と感じるようです。
寝室に行かなくても寝転がれるから必要
ソファは座ってくつろぐだけでなく、寝転がりたいと思ったらその場で横になることができます。
特に1LDKなど寝室が分かれている物件に住んでいる人にとって、寝室を移動せずとも横になれるソファの必要性は高いことでしょう。
部屋の見栄えが良くなるので必要
部屋の見栄えに対するこだわりから、ソファを置きたいと考えている人もいます。
物が少ないミニマルインテリアよりは、彩りのあるインテリアを好む人にとってソファは必要なアイテムかもしれません。
評判からみる一人暮らしにソファはいらないと感じる人の特徴
上記の口コミから伺える、「一人暮らしでソファはいらない」と感じる可能性がある人の特徴は以下の通りです。
・ワンルームや1Kの部屋に住んでいる人
・部屋は必要最低限の物しか置きたくない人
常にベッドが近くにあるワンルームや1Kの部屋に住んでいる場合、床に座りたくないときや少し横になりたいときはすぐにベッドを使うことができます。
ベッドだけでも十分にリラックスできるうえにスペースも限られていることから、ソファの必要性は感じないかもしれません。
また、華やかな部屋よりもシンプルかつ必要最低限の物だけが揃っている環境を好む人にとっても、ソファを置くメリットは薄いことでしょう。
一人暮らしでソファを使用するメリットとデメリット
口コミで触れられているポイント以外にも、一人暮らしにおいてソファには様々なメリット・デメリットがあります。
ここでは、一人暮らしでソファを使うことの具体的なメリット・デメリットをご紹介いたします。
一人暮らしでソファを使用するメリット
一人暮らしにおけるソファのメリットは、以下の通りです。
・いつでもリラックスできる
・生活にメリハリが出る
・部屋がオシャレに見える
いつでもリラックスできる
ソファは座り心地が良いだけでなく背もたれやひじ置きもあり、ちょっとしたリラックスタイムを過ごすにあたってはベッドよりも最適な家具です。
テレビと視線が合ううえに、立ったり座ったりといった動作も行いやすいため首や腰などへの負担も抑えることができます。
生活にメリハリが出る
ベッドはソファの代わりに使うこともできますが、少しだけ横になりたいときや仮眠をしたいときにベッドを使うと、そのままだらだらと寝続けてしまうケースも珍しくありません。
座ることに特化したソファを置けば「リラックスタイム」と「就寝」の区別がつきやすくなり、生活にメリハリが出ます。
部屋がオシャレに見える
ソファには様々なカラーやデザインがあり、奥だけでも部屋に華やかさがプラスされます。
また、複数のクッションと組み合わせてデザインの変化をつけるという楽しみ方もできます。
一人暮らしでソファを使用するデメリット
一人暮らしにおいて、ソファには以下のようなデメリットもあります。
・部屋に圧迫感が生まれる
・掃除がしにくくなる
・引越しの際に手間が増える
部屋に圧迫感が生まれる
ソファは一人掛けタイプでも通常の椅子よりもサイズが大きいため、部屋のスペースを消費します。
特にワンルームや1Kのコンパクトな物件だと部屋に圧迫感が生まれやすく、かえって落ち着くことができない場合があります。
掃除がしにくくなる
ソファは頻繁に移動させる家具ではないため、下にホコリが溜まりやすくなります。
また、ホコリを取るには屈んだ状態でフローリングワイパーや掃除機をソファの下に伸ばす必要があるため、掃除の際にちょっとした手間が増えることも難点です。
引越しの際に負担が増える
将来的に引越しをする際、ソファを持っていく場合はその分費用も高くなります。
特に2人掛けソファの場合、引越し費用が割安になる「単身者パック」の対象外であり追加料金が発生することも多いです。
かといって処分をしようにも、粗大ごみ処理券の購入・回収の申込み・収集場所までの運搬など手間がかかります。
一人暮らしでソファを購入する際に考慮した方が良い点
一人暮らしでソファを購入する場合、以下のポイントに考慮しながら選ぶことが大切です。
部屋のスペース
ソファを購入するうえで必ず確認したいポイントが、部屋のスペースとソファのサイズのバランスです。
製品によって異なりますが、一般的に1人掛けソファは幅90cm前後、2人掛けソファは幅170cm前後となっています。
他の家具を置くことも考えると、最低でも6畳以上のスペースが必要です。
デザイン・色
ソファのデザインや色合いは部屋全体の雰囲気に大きく影響するため、可能な限り周囲の家具に合ったものを選びましょう。
主張が強いデザイン・色のソファを置くとごちゃついた印象になり、落ち着きにくい空間となってしまいます。
引越しの予定
先述したように、ソファを置くと引越しの際に手間が増えます。
近いうちに引越しをする予定がある場合は、ソファの購入を早まらない方が得策です。
また、すぐに引越しをしなくても将来的に行う可能性を考え、エントランスから玄関先までの搬入経路をチェックしてソファの運搬が問題なく行えるかどうかを判断しましょう。
一人暮らしにソファはいらないか実際に暮らしてみた
筆者が一人暮らしをしていた頃はソファを置いておらず、背もたれが欲しくなったときは座椅子を活用していました。
個人的な感覚としては、床での生活も慣れると苦痛には感じず体を痛めることもありませんでした。
ベッド以外の大きな家具の設置を控えていたこともあり、部屋が開放的に見えて快適に過ごすことができたというのが率直な感想です。
とはいえ部屋全体の彩りとしては物足りなさがあり、「おしゃれなソファがあればこの部屋の見栄えももっと変わるだろうか…」と何度か考えたことがあるのも事実です。
ソファの代わりになるおすすめグッズ5選
「ソファは設置できない(いらない)けれど、座ってリラックスできるアイテムは欲しい」と考える方も多いのではないでしょうか。
ここでは、ソファの代わりになるおすすめのアイテムを5つご紹介いたします。
座椅子
背中から下半身にかけてしっかりとカバーできるグッズが欲しい方なら、座椅子がおすすめです。
座椅子は1人掛けソファよりも部屋を圧迫しない一方で、背もたれに体を預けてリラックスしながら座ることができます。
座椅子によっては折りたたみ式となっているため、使わないときはスッキリと収納することも可能です。
ビーズクッション
座椅子よりも比較的スペースを取りますが、ビーズクッションもおすすめです。
柔軟性があるため、もたれて座っても良し、上から座っても良しと様々な使い方ができます。
製品によっては外側のカバーを取り換えて好きなデザインにできるため、部屋の見栄えを良くしたい方にもおすすめです。
スツール
スツールとは、背もたれがない椅子の総称です。
コンパクトでスッキリとした見た目を重視したいなら、折りたたみ式のスツールがおすすめです。
他にも収納グッズとしての一面も兼ねた収納スツール、踏み台や飾り棚にもなるステップスツールなどもあります。
ソファベッド
ソファベッドは折りたたみ式のベッドのことで、折りたたんでいる間はソファ、展開した時はベッドとして使うことができます。
ベッドとソファそれぞれのスペースを用意する必要がないため、狭い間取りの部屋に住んでいる方におすすめです。
プフ
プフとは、モロッコ発祥のクッションスツールです。
本来はモロッコの伝統的なデザインがあしらわれた物ですが、近年はニット製やファブリック素材のカバーを用いた製品も多く出回っています。
プフは丸みのある可愛らしいフォルムが特徴的で、椅子としてはもちろんオットマンやミニテーブルとして使うこともできます。
一人暮らしのソファに関するよくある質問
最後に、一人暮らしのソファに関してよくある質問を回答と一緒にまとめました。
・一人暮らしでは椅子とソファどっちが使いやすいですか?
・座椅子とソファそれぞれのメリットはなんですか?
・ヨギボーはソファの代わりになりますか?
・彼女が遊びにきた際にソファは必要ですか?
・座椅子の短所はなんですか?
一人暮らしでは椅子とソファどっちが使いやすいですか?
省スペースを重視するのであればコンパクトな椅子、座り心地や見た目の良さを重視するのであればソファがおすすめです。
ただしソファは圧迫感が出やすいため、部屋の広さを意識つつ購入を検討しましょう。
座椅子とソファそれぞれのメリットはなんですか?
座椅子はコンパクトかつ収納もしやすいことがメリットで、狭い部屋に住んでいる人にも使いやすいアイテムです。
ソファのメリットは座り心地の良さとデザイン性に優れていることで、座椅子よりも質の良いリラックスタイムを過ごすことができます。
ヨギボーはソファの代わりになりますか?
ヨギボーを含むビーズクッションは、ソファの代用品として適したアイテムです。
柔軟性に優れているため、座ったりもたれながら横になったりと様々な使い方ができます。
彼女が遊びにきた際にソファは必要ですか?
恋人や友人などを家に呼ぶ場合、ソファがないと床に座ることになりゆっくりとくつろげない場合があります。
2人掛けソファを用意した方が2人でリラックスでき、距離感も近くなることでしょう。
座椅子の短所はなんですか?
座椅子は脚とお尻の高さが同じになるため、座っている間は体重を分散させることができません。
そのため、長時間座ると体が痛くなりやすいことがデメリットです。
まとめ
一人暮らしに置いてソファは必需品と断言することはできませんが、1LDK以上の部屋に住んでいる方なら購入して損はありません。
ソファを置くことで気軽にリラックスタイムを過ごせるだけでなく、部屋全体の見栄えも良くなります。
ただし部屋のスペースに合わないソファを置くと圧迫感が出て落ち着かない空間となってしまうこと、引越しの際に負担がかかることなどのデメリットは伴います。
「ソファは手が出しにくいけれど、ベッド以外でゆっくりと座ることのできる家具が欲しい」という場合は、本記事でご紹介した代用品も試してみてください。
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