3歳と2歳の2児を育てるメグミです。
赤ちゃんの子育ての際に、ハイローチェアかバウンサーを購入するかで迷う方も多いのではないでしょうか?
しかし、ハイローチェアを使用した方の中には「いらない」や「後悔した」などの声も多く目にします。
うちは結局電動バウンサーにしたよね
ベビーベッドもあったし、ハイローチェアを買っても使うタイミング無かったかもね
本記事では、ハイローチェアがいらないと言われる理由を口コミ・評判から検証してみました。
ハイローチェア購入のメリット・デメリットの紹介と、バウンサーと何が違うのか比較を具体的に解説いたします。
これからハイローチェアの購入を検討している方は、是非参考にしてみてください。
赤ちゃんの子育てにハイローチェアはあり?口コミ・評判を検証
ハイローチェアに対する評判としては、「使ってよかった」という意見と「いらない」という意見のどちらも見受けられました。
具体的にどのような声が上がっているのか、以下より詳しくご紹介いたします。
使ってよかったという評判
「ハイローチェアを使ってよかった」といった旨の意見は、以下の通りです。
・よく寝返りを打って目が離せないので使ってよかった
・ぐっすり寝てくれるから安心して家事ができる
・おむつ替え台の代わりになる
よく寝返りを打って目が離せないので使ってよかった
寝ている間も寝返りでよく動く赤ちゃんがいると目が離せず、お昼寝の間に家事をすることもままならなくなることがあります。
ハイローチェアはベルトが付いており赤ちゃんが動く心配はなく、周囲の障害物に圧迫されることもないため安心です。
ぐっすり寝てくれるから安心して家事ができる
赤ちゃんのお世話をしていると、寝かしつけが上手くいかず家事ができないことに悩む親御さんは多いのではないでしょうか。
ハイローチェアはゆりかごのように揺れるため、赤ちゃんが寝入りやすく親御さんもスムーズに家事に取り掛かることができます。
おむつ替え台の代わりになる
家庭によっては、ハイローチェアをおむつ替え台の代わりとして活用しているケースもあるようです。
おむつ替え台でスペースを取ることがなく、赤ちゃんが成長したあとはベビー用品をいくつも処分するという手間もなくなります。
いらないという評判
「ハイローチェアはいらない」といった旨の意見は、以下の通りです。
・抱っこしている時間の方が長いからいらない
・場所を取って邪魔だからいらない
・バウンサーよりも高い
抱っこしている時間の方が長いからいらない
赤ちゃんにもよりますが、ハイローチェアで毎回のようにすぐ寝付くとは限りません。
ハイローチェアを買ったものの、結局は抱っこせざるを得なくなる可能性を考えると「いらない」と感じる方もいるようです。
場所を取って邪魔だからいらない
ハイローチェアはサイズが大きくどうしても場所を取るため、家に十分な広さがないと邪魔に感じる可能性があります。
折りたたんで持ち運ぶこともできないため、使う場所が限られていることも難点です。
バウンサーよりも高い
1万円台で購入可能な製品が多いバウンサーに対し、ハイローチェアは安いもので2万円前後、高いものだと7万円以上かかることがあります。
コストパフォーマンスを考えて、ハイローチェアよりバウンサーを選ぶ方もいます。
評判から見るハイローチェアがいらないと感じる理由4つ
上記の評判から見えてくる、「ハイローチェアはいらない」と言われる主な理由は以下の通りです。
理由①:すでにバウンサーを持っている
理由②:価格が高いと感じる
理由③:家が狭く置き場所が確保できない
理由④:子どもが小さいうちしか使用を考えていない
理由①:すでにバウンサーを持っている
ハイローチェアに似ているベビー用品「バウンサー」を持っているため、これさえあれば十分と考える親御さんもいます。
また、価格の安さや置き場所を摂らないことからバウンサーを選ぶ親御さんも少なくありません。
理由②:価格が高いと感じる
先述の通り、ハイローチェアは2万~7万円前後かかる製品が多いです。
機能性にこだわるほど高価になるため、「赤ちゃんの時期だけ使うものにしては出費が大きすぎる」と感じる方もいます。
理由③:家が狭く置き場所が確保できない
ハイローチェアは大きく重量があるため、スペースを取るだけでなく持ち運びも難しいです。
そのため常にハイローチェアを置いても生活に支障が出ない広さの家であれば良いですが、スペースが限られている家では置くことができず、そもそも購入を考えていないというケースもあります。
理由④:子どもが小さいうちしか使用を考えていない
一般的にハイローチェアの対象年齢は4歳までとなっており、使用期間は子どもが小さい時期に限られます。
子どもによっては1歳を過ぎた頃から食べこぼしが多くなりお手入れが大変になるため、さらに使用期間が短くなる可能性もあります。
高価かつスペースを取るという特徴も踏まえると、必要性が低いと考えてしまいがちです。
バウンサーはハイローチェアの代わりになるのか?
ハイローチェアと同列に語られることが多いバウンサー。
「バウンサーを持っているからハイローチェアはいらない」と言われることもありますが、バウンサーは本当にハイローチェアの代わりとして使うことができるのでしょうか。
・ハイローチェアとバウンサーは利用用途が異なる
・ハイローチェアとバウンサーを比較
・ハイローチェアとバウンサーの活用シーン
ハイローチェアとバウンサーは利用用途が異なる
ハイローチェアとバウンサーはどちらも赤ちゃんを一時的に座らせるためのアイテムですが、用途はまったく異なります。
ベッド型でしっかりとした作りのハイローチェアは、手動または自動で揺れて赤ちゃんを寝かしつけることが可能です。
そのため、「赤ちゃんを寝かしつける簡易ベッド」としての使い方が適しています。
一方でバウンサーはハイローチェアと同じく手動または自動で赤ちゃんを揺らしてくれるアイテムですが、比較的シンプルな作りとなっています。
おもちゃなども付属しており、寝かしつけというよりは「赤ちゃんをあやす」ために使うべきアイテムです。
ハイローチェアとバウンサーを比較
ハイローチェアとバウンサーの特徴を、比較表でまとめてみました。
比較項目 | ハイローチェア | バウンサー |
---|---|---|
目的 | 赤ちゃんの寝かしつけ | 赤ちゃんをあやす |
メリット | ・寝かしつけにかかる時間を短縮できる ・ベビーチェアやおむつ替え台などとしても代用可能 | ・折りたたんで収納できるため置き場所に困らない ・ハイローチェアよりも安い |
デメリット | ・大きいため置き場所に困る ・高価なものが多い | ・使用できる期間が短い ・汎用性が低い |
利用期間 | 新生児~4歳前後 | 生後1ヵ月~2歳前後 |
ハイローチェアとバウンサーの活用シーン
ハイローチェアとバウンサーのそれぞれに最適な活用シーンをご紹介いたします。
ハイローチェア
ハイローチェアは日中のお昼寝で一時的なベッドとして使ったり、事前にハイローチェアで寝かしつけてからベッドに移動したりといった活用方法があります。
寝かしつけにかかる時間を短縮できる他、抱っこによる体への負担も押さえることが可能です。
また、高さを調節することができるため、おむつ替え台やお食事チェアの代わりに活用しても良いでしょう。
バウンサー
バウンサーの主な用途は、おもちゃなどと併用しながら赤ちゃんをあやすことです。
他にも家事やお風呂の間に待機してもらう場所としたり、ローテーブルで食事をする場合も常に目線を合わせることができます。
ハイローチェアの購入が向いている人の特徴3つ
ハイローチェアに対する評判や「いらない」と言われる理由を踏まえると、ハイローチェアに向いている人の特徴として以下の3つを挙げることができます。
・複数の用途に使用したい
・長い期間利用を考えている
・家の中にスペースを確保できる
複数の用途に使用したい
ハイローチェアは寝かしつけ以外にも、複数の用途で活用することができます。
ダイニングテーブルで食事をする家庭であればベビーチェアとして座らせて一緒に食事をしたり、高さを調整しておむつ替え台として使ったりなど汎用性が高いアイテムです。
そのため、ベビーチェアやおむつ替えなど複数のアイテムを買い揃える手間・費用やスペースの消費を抑えたい方に有効的と言えます。
長い期間利用を考えている
赤ちゃんの特性によってハイローチェアが使用可能な期間は変わりますが、バウンサーよりも比較的長く使うことができます。
サイズが大きく重量があるぶん丈夫なつくりなので、経年劣化で壊れるリスクも低いです。
特に子どもが2人いる家庭や今後増える予定がある家庭であれば、長く使いやすいハイローチェアを購入して損はないと言えます。
家の中にスペースを確保できる
ハイローチェアは使う場所やタイミングに合わせて持ち運んだり収納したりすることが難しいため、常に決まった場所に置いておく必要があります。
ハイローチェアを購入するにあたって、置いたままでも邪魔にならないようなスペースを確保しておくことが求められます。
おすすめのハイローチェア3選
機能性や移動・お手入れのしやすさなどの観点からおすすめする、人気のハイローチェアを3つご紹介いたします。
・コンビ ネムリラ FF
・アップリカ ユラリズム オート ライト
・カトージ スイングハイローラック ピッコロ
コンビ ネムリラ FF
大手ベビー用品メーカーのコンビから販売されているハイローチェアです。
リバーシブルシートを採用しており、気分に合わせて2種類のデザインを使い分けることができます。
5段階のリクライニング機能と足元ステップが連動しており、背もたれの角度に合わせてステップが自動的に動くことも特徴です。
シートは洗濯機で丸洗い可能なため、簡単にお手入れすることができます。
アップリカ ユラリズム オート ライト
電動スウィング機能が搭載されたハイローチェアで、自動的にスピードを調整しながらスウィングしてくれます。
赤ちゃんをあやすときに適した「しっかりスウィング」と寝かしつけたいときに適した「ゆったりスウィング」の2種類があり、赤ちゃんの状態に合わせて選ぶことができます。
本体にはキャスターが付いており、家のどこでも使用できる利便性の高さも特徴です。
カトージ スイングハイローラック ピッコロ
従来の同社製ハイローチェアよりもコンパクトサイズになった製品ですが、5段階のリクライニング機能や3段階のテーブル調節機能など機能性が充実しています。
また、幌付きなので寝かしつけの際にまぶしい光を遮ってくれることもポイントです。
価格は1万円台とハイローチェアとしてはリーズナブルなことから、コストパフォーマンスが高い製品として人気を集めています。
ハイローチェアはレンタルもおすすめ
子どもの寝かしつけに有効かつ長期的に使うことができるハイローチェアは便利ですが、価格や使用後の処分方法を考えると購入を悩む方は多いことでしょう。
その場合におすすめな手段が、ハイローチェアのレンタルです。
レンタル業者によっては1週間程度の短期利用が可能で、購入した場合よりも安く済みます。
使用を終えたら返却するだけで良いため、コストや処分方法という2つのデメリットを回避しつつハイローチェアを使うことができます。
また、ハイローチェアの購入を予定している方は事前に実際の使用感を試してみるという利用方法もおすすめです。
ハイローチェアに関するよくある質問
最後に、ハイローチェアに関してよくある質問を回答と一緒にまとめました。
・ハイローチェアを買って後悔したことはありますか?
・ハイローチェアの長時間利用はなぜダメなんですか?
・ハイローチェアはいつまで利用できますか?
・ハイローチェアの連続使用時間は?
・ハイローチェアは何に使っていますか?
ハイローチェアを買って後悔したことはありますか?
ハイローチェアは「場所を取る」「思ったより長く使えなかった」などの理由から、購入後に後悔する方もいるようです。
ハイローチェアの長時間利用はなぜダメなんですか?
ハイローチェアは赤ちゃんの体を包み込むような形状をしており、寝ながら自由に動くことができません。
そのため長時間使用すると背中が蒸れてしまい、あせもやかぶれに繋がる恐れがあります。
ハイローチェアは、寝かしつけのときや短時間のお昼寝だけに使うことを心がけましょう。
ハイローチェアはいつまで利用できますか?
ハイローチェアの一般的な対象年齢は、乳児~4歳までです。
ただし、赤ちゃんの特性によって具体的に利用可能な期間は異なります。
ハイローチェアの連続使用時間は?
ハイローチェアの連続使用時間は、1時間程度が望ましいです。
1日の合計使用時間としては、3~4時間程度に留まるようにしましょう。
ハイローチェアは何に使っていますか?
ハイローチェアは主に赤ちゃんの寝かしつけに使えますが、他にもダイニングテーブルで食事をする際のベビーチェアやおむつ替えにも代用することができます。
まとめ
ハイローチェアとは、手動または自動で赤ちゃんを揺らして寝かしつけてくれるベビー用品です。
バウンサーと似ていますが「あやすこと」を主な目的としたバウンサーとは違い、ハイローチェアは寝かしつけに特化しています。
比較的価格が高くスペースも取るためいらないと言われることもある一方で、1つで複数の用途に活用できるベビー用品を探す方や家の十分なスペースがある方はとても役立つアイテムです。
コストや処分方法が気になる場合、レンタルサービスを利用するという手もあります。
ハイローチェアの利用を検討している方は、本記事でご紹介したおすすめの製品も参考にしながらお子さんに合ったものを選びましょう。
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