実家では使っていたお風呂の蓋。
お風呂の蓋は放置するとすぐにカビやぬめりが出たり、大きくて洗いにくいため「いらない」と考える人も多いのではないでしょうか。
本記事では、お風呂の蓋がいらないと言われる理由から、本当に必要ないのか?を検証。
お風呂の蓋を購入しようと検討されている方は参考にしてください。
お風呂の蓋がいらないと思う理由
お風呂の蓋が「いらない」と思われる主な理由としては、以下の通りです。
1. 開け閉めが面倒だからいらない
2.お風呂の蓋の収納場所がないからいらない
3.お風呂の蓋にカビが生えるからいらない
4.賃貸・一人暮らしだからお風呂の蓋はいらない
5.シャワーしか使わないのでお風呂の蓋はいらない
1、開け閉めが面倒だからいらない
入浴の度に蓋を開け閉めしなければならないのが面倒と考え、お風呂の蓋を処分してしまう方は少なくありません。
入浴前に重い蓋を持ち上げてどかし、入浴後は再び浴槽へ戻す…という手間がストレスに感じるようです。
2、お風呂の蓋の収納場所がないからいらない
浴槽を使わないとき、悩みの元になりがちなポイントが収納場所です。
大きく重いお風呂の蓋に適した収納場所は用意できず、かと言って浴槽に放置するとカビが生えてしまいます。
十分なスペースを用意できない場合は収納グッズなどで工夫するという手間が生じるため、「お風呂の蓋はいらない」と思う方もいるのです。
3、お風呂の蓋にカビが生えるからいらない
お風呂に蓋をすることのデメリットとして代表的なものが「カビ」です。
毎日水を使い、湿度の高い浴室はカビの繫殖に適した条件が揃っています。
少しでもお手入れを怠ればすぐにカビが生えてしまうお風呂の蓋をなくせば、面倒なお風呂掃除の手間を省くことができます。
4、賃貸・一人暮らしだからお風呂の蓋はいらない
お風呂の蓋は後から入浴する家族のためにお湯を保温する際に役立ちます。
しかし一人暮らしの場合、入浴する人は自分だけであることからお風呂の蓋に必要性を感じない方が多いようです。
また、一人暮らし向け賃貸物件では最初からお風呂に蓋を付けていない所もよく見受けられます。
5、シャワーしか使わないのでお風呂の蓋はいらない
同居している人の有無にかかわらず、1年中シャワーを浴びるだけの方は浴槽にお湯を張る必要がありません。
そのため、お風呂の蓋を使う機会は必然的に無くなるのです。
お風呂の蓋がなくて後悔したエピソード
お風呂に蓋をしないことで、デメリットは生じるのでしょうか。
具体的な例として、お風呂の蓋がないために後悔してしまった方々のエピソードをご紹介いたします。
本当にお風呂の蓋はいらないのか?
上記でご紹介したエピソードから、お風呂の蓋を用意することで以下のようなメリットを得ることができると分かります。
・お湯の保温効果が増す
・電気代の節約になる
・浴室のカビを防ぐ
お湯の保温効果が増す
お風呂の蓋における最大のメリットは、時間の経過とともにお湯が冷めることを防止できるという点です。
複数人の家族と同居している方、長時間お湯に入ってくつろぎたい方にとってお風呂の蓋は必須と言えます。
電気代の節約になる
追い炊き機能が付いているお風呂の場合はお湯が冷めても温めなおすことができますが、頻繁に使用していればそれだけ光熱費は高くなります。
お風呂に蓋をして効果的にお湯を保温すれば、追い炊き機能を余計に使用しなくなるため光熱費の節約につながるのです。
浴室のカビを防ぐ
入浴後のお湯には皮脂汚れが浮いており、湯気と共に浴室へ飛散します。
壁や天井に付着した皮脂汚れは、高い湿度と相まってカビの繁殖を促進してしまうのです。
入浴後にお風呂へ蓋をしておけば、皮脂汚れを含んだ湯気の飛散を防ぐことができます。
加えてすぐに窓を開けて浴室の温度を下げたり、イスや桶などに付いた水滴も拭き取っておけばカビの繁殖が抑えられます。
お風呂の蓋が必要な理由は他にもある
「お風呂の蓋がなくて後悔した」エピソードに基づいたポイントだけでなく、お風呂の蓋は以下のようなメリットもあります。
・テーブル代わりになる
お風呂の蓋を半分程度まで開けたままお湯に浸かり、入浴しながらスマホやタブレット、本などの娯楽アイテムを置いて楽しむ方も多いようです。
入浴時間を長く楽しみたい方にも、お風呂の蓋は有用なアイテムであると言えます。
・湯船にゴミの侵入を防ぐ
髪や体を洗うとき、湯船に蓋をしていればお湯に泡が飛び散ることがありません。
また、浴室乾燥機を使って洗濯物を乾かす際に落ちるゴミや、浴室に侵入した虫なども防げるためお湯を綺麗に保つことができます。
お風呂の蓋を買うならどれが良い?
お風呂の蓋にも様々な種類があり、それぞれの製品が持つ特長は異なります。
寸法はもちろん、以下のポイントにも注目してお風呂の蓋を選ぶと良いでしょう。
お風呂の蓋を買う際のポイント
ポイント1 使い勝手:開け閉め・収納しやすいかを確認
ポイント2 保温性:お湯の温度を長く保てるかを確認
ポイント3 掃除のしやすさ:お風呂の蓋の掃除のしやすさを確認
ポイント1 使い勝手:開け閉め・収納しやすいかを確認
お風呂の蓋は、形状によって開けやすさや収納性が異なります。
最もポピュラーな形状と言えるのは、くるくると巻いて開け閉めができる「シャッター式」です。
子どもからお年寄りまで簡単に開け閉めができるうえ、使わないときは巻いておけるため比較的収納がしやすいタイプとなっています。
収納性を重視する場合、細長い板が連なっているような形状の「折りたたみ式」をおすすめします。
シャッター式よりも隙間なくコンパクトに畳めるので、収納スペースに困らない点が魅力です。
ポイント2 保温性:お湯の温度を長く保てるかを確認
保温性を重視したい方は、フラットな形状の蓋を2、3枚並べるタイプの「組み合わせ式」がおすすめです。
組み合わせ式の蓋は断熱材を使用している商品が多いため、保温力に長けているタイプと言えます。
ただし価格が高い傾向にある他、収納に工夫が必要であるというデメリットもあります。
保温性と共にコストパフォーマンスや収納性も求める方は、リーズナブルな価格で販売されている「アルミ製」シートもおすすめです。
ポイント3 掃除のしやすさ:お風呂の蓋の掃除のしやすさを確認
先述の通り、浴室は湿度が高くなるため掃除を怠ればカビや水垢が発生してしまいます。
掃除の手間を少しでも省きたいと考えている方は、抗菌作用に優れたものを選ぶと良いでしょう。
抗菌作用に効果が期待できる「銀イオン抗菌加工」、カビの抑制につながる「ヒノキチオール」などの表記に注目した選び方も手です。
おすすめのお風呂の蓋3選
選び方のポイントを踏まえ、お風呂の蓋でおすすめな商品を3つご紹介いたします。
1. 収納簡単!軽いのにお湯の温度もキープできるシャッター式風呂蓋
2. コスパ最強!どんなお風呂にも合わせてカットできるアルミ製風呂蓋
3. 保温力最強!掃除もしやすい組み合わせ式風呂蓋
1. 収納簡単!軽いのにお湯の温度もキープできるシャッター式風呂蓋
コーナンの「オリジナル シャッター式風呂フタ」は軽量かつスムーズな巻き取りが可能な商品です。
溝が浅いため掃除がしやすく、コンパクトにまとまるので収納性も申し分ありません。
お風呂の蓋選びで迷った方に、「まずはコレ!」とおすすめしたくなる使い勝手の良さが特長です。
Amazonのカスタマーレビューでは「軽くて扱いやすい」という感想が多く見つかりました。
今まで使っていたものよりも軽くて扱いやすく洗いやすく、価格も安くてお勧めです。
この価格なら、たびたび買い換えて使えます。
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風呂葢は今まではホームセンター等で安い物を買っていましたが、塩ビやスチロール製の物が多く、どうしてもカビが発生して困りました。この製品はPP製ですが、材質的に軽く、耐薬品、耐温度の性能が高く、吸湿性が無いのでカビにも強い、という製品で安心して使えそうです。ただ、ちょっと柔軟性には欠ける印象があるので、巻く時は緩く巻いて折目などが付かないようにした方が良さそうです。
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2. コスパ最強!どんなお風呂にも合わせてカットできるアルミ製風呂蓋
安くても2,000円以上はかかるお風呂の蓋に対し、「ワイズ お風呂のアルミ保温シート」は495円という圧倒的なコストパフォーマンスの高さを誇ります。
好きな形にカットすることができ、どんな浴槽にも対応しているという使い勝手の良さも魅力です。
既にお風呂の蓋を持っている方も、このシートと併用すればより高い保温効果を実感できることでしょう。
Amazonのカスタマーレビューでは「保温効果がある」という感想が多く見つかりました。
購入前は…夜入って、朝なったら冷水状態。
これでフタしたら朝なったのに、まだぬるま湯!!
家族みんなでビックリです。
浴室の湿気も全然違います。すぐ乾きます。
洗面所も兼ねてるので、買って大正解です。
買ってすぐなので耐久性はまだ分かりません。
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大きめなのがなかなか見つからない中で、この製品は十分な余裕を持って提供してくれています。もちろん、バスタブの湯面の位置に合わせて切る必要がありますが、代々の製品を使って切るのでさほど問題はありません。厚手で断熱性はいいようです。大きめのお風呂の方にお勧めです。
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3. 保温力最強!掃除もしやすい組み合わせ式風呂蓋
ミエ産業の「組み合わせ 風呂ふた プレステージ M12」は、蓋が2枚に分かれているタイプの組み合わせ式風呂蓋です。
アルミ板・発泡樹脂・エラストマーという素材により、優れた保温力を備えながら軽量な風呂蓋となっています。
家族それぞれが異なる時間帯に入浴したり、決まった時間にお風呂へ入れることが難しい場合もあるお子さまのいる家庭におすすめな商品です。
Amazonのカスタマーレビューでは「丈夫で洗いやすい」という感想が多く見つかりました。
今まで使っていた巻くタイプのフタは洗い難く、カビが発生しやすかったのですが、こちらのフタは凸凹が無く洗いやすいので、カビが発生しにくいです。毎日水で流すだけで、ヌルヌルの発生もかなり防げます。
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寒い時期に使っていないので、保温性はわかりませんが、軽くて扱いやすく洗うのも楽です。
今まで使っていたものはつなぎ目にカビが出来やすかったので不衛生でしたがこちらは汚れやカビが付きにくそうです。値段はそこそこしますが、長く使えそうなので、逆に経済的かもしれません。
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お風呂の蓋に関するよくある質問
最後に、お風呂の蓋に関してよくある質問を回答と一緒にご紹介いたします。
・お風呂の蓋がある意味はなんですか?
・賃貸でも組み合わせ式の風呂蓋は使用できますか?
・ユニットバスだとお風呂の蓋はいらないですか?
お風呂の蓋がある意味はなんですか?
お風呂に蓋をすることで、以下のメリットを得ることができます。
- お湯の保温効果を高める
- 光熱費の節約につながる
- 浴室のカビを抑制できる
- 入浴中にテーブルとして活用できる
- 湯船にゴミなどが侵入することを防ぐ
入浴後、お湯をすぐに捨てない方にとってお風呂の蓋は必要性の高いアイテムです。
賃貸でも組み合わせ式の風呂蓋は使用できますか?
賃貸のお風呂でも、組み合わせ式の風呂蓋を購入して使うことができます。
あらかじめ浴槽の寸法を測ったうえで、適切なサイズの商品を選びましょう。
ユニットバスだとお風呂の蓋はいらないですか?
毎日の入浴をシャワーだけで済ませる場合や、お湯を張ってもすぐに抜く場合は風呂蓋が無くても困らないと言えます。
お風呂の蓋で保温性が激変!子供がいる家庭ではマストアイテム
お風呂に蓋をした場合としていない場合では、保温性に大きな差が出ます。
複数人の家族と同居している家庭、特にお子さまがいる方はお風呂の蓋を備えておくことで、便利かつ快適な入浴時間を過ごすことができるでしょう。
購入の際は今回ご紹介したポイントに注目しながら、ご自身にとって使い心地の良い風呂蓋を選んでみてください。
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