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テレビの倍速機能はいらない?口コミと評判から必要とする人を検証。おすすめの倍速機能付きテレビも紹介

リビングのテレビが使用暦10年を越えて、そろそろ買い替えを検討しているマキタです。

テレビの購入を検討する際に機能一覧に表示されている「倍速機能」。

倍速機能はテレビを滑らかに綺麗に映す機能ですが、「いらない」という評判も見受けられます。

倍速機能は欲しいけど、価格が高くなるんだよねー

倍速機能って、カクカク高速で映し出される機能!?

いやYoutubeじゃないんだから・・・(笑)

本記事では、なぜ「倍速機能がいらない」と言われるのか、口コミ・評判からその理由を検証いたします。

結論からいうと、リビングでストレス無くテレビを楽しみたい方は必ず倍速機能があるテレビの購入をオススメします。

これから購入を検討されている方は、是非参考にしてみてください。

目次

【おさらい】そもそもテレビの倍速機能とは

テレビの倍速機能とは映像を速く見せるのではなく、映像のコマ数を増やして滑らかな動きに見せる機能のことをいいます。

「パラパラ漫画」で例えると、ページ数が多いほど絵の動きが滑らかになる様子をイメージすると分かりやすいのではないでしょうか。

テレビも30fpsなら60fpsに、60fpsなら120fpsにまでコマ数を倍増させることで、残像が目立たなくなり映像が滑らかに見えるという仕組みなのです。

倍速機能は、液晶テレビが普及し始めた2000年代に誕生しました。

当時はまだ液晶テレビの性能が低く残像が目立っていたため、その対策として開発されたのです。

しかし近年は液晶テレビの技術が大幅に進歩しており、倍速機能を使わなくても問題なく映像を楽しむことができています。

そのため、「テレビの倍速機能はいらないのでは?」と考える方も少なくありません。

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テレビの倍速機能はいらない?口コミと評判を検証

テレビの倍速機能については、「いらない」という意見と「必要」という意見のどちらも見受けられました。

ここでは、テレビの倍速機能に対する評判をご紹介いたします。

テレビの倍速機能はいらないという評判

「倍速機能はいらない」という評判としては、以下のような意見が見受けられました。

価格が高い
映画に不向きなのでいらない
昔のテレビよりも性能が良いのでいらない

価格が高い

倍速機能がついていると、その分テレビの性能が増すため値段も高くなります。メーカーによっても異なりますが、倍速機能の有無で1-3万円ほどの差が。できるだけ安くテレビを購入したいという方には倍速機能は「いらない」と感じる可能性が高いです。

映画に不向きなのでいらない

映画に最適なフレームレートは24fpsと言われており、ほとんどの映画が24fpsで制作されています。

それよりもフレームレートを増やすとカメラの動きに中途半端なリアリティが生まれ、非日常的な映画ならではの世界観が損なわれてしまうのです。

そのため、映画鑑賞を目的にテレビを購入する方は「いらない」と感じる可能性が高いです。

テレビの性能が良くなっているのでいらない

近年は液晶テレビの性能が発達しており、倍速機能を使わなくても申し分ないクオリティの映像を楽しむことができます。

倍速機能を使う機会が少ないと考えられることから、「倍速機能が付いているテレビはいらない」と感じる方もいるようです。

テレビの倍速機能は必要という評判

「倍速機能は必要」という評判としては、以下のような意見が見受けられました。

目の負担が少ない
ゲームの照準が合わせやすい

目の負担が少ない

詳細は後述しますが、倍速機能でフレームレートが増えると通常よりも目が疲れにくくなるというメリットがあります。

スポーツやアクションシーンの多い映像作品など、素早い動きの多い映像を見る際は目の負担を抑えるために倍速機能が必要と感じる方もいます。

テレビを主にスポーツ観戦に利用

倍速機能がない状態で、動きの素早いスポーツやアクションシーンの多い映像を見るとカクカクとした動きが気になる場合があります。

倍速機能が搭載されているテレビでは、フレームレートを増やすことにより、素早い動きの映像も滑らかに鑑賞できます。

サッカーや格闘技などの趣味の方は倍速が機能が必要と感じる方が多いです。

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評判からみるテレビの倍速機能がいらない人の特徴

上記2通りの評判から見えてくる、「倍速機能はいらない」と感じる人の特徴は以下の通りです。

テレビの購入価格を安く抑えたいという人
主に映画鑑賞目的でテレビを使う人
映像の滑らかさにこだわりがない人

テレビの購入価格を安く抑えたいという人

SONY DSC

いらないという評判にもあるように、倍速機能が搭載されることで価格があがります。

逆に、倍速機能がいらないと言う方はその分安く購入することができます。

倍速機能にメリットを感じないようであれば、機能が搭載されていないテレビがおすすめです。

主に映画鑑賞目的でテレビを使う人

先述の通り、24fpsで制作することがセオリーな映画に倍速機能は不向きと言えます。

フレームレートを増やして動きを滑らかにしてしまうと、制作者が意図した表現や映画の世界観が損なわれ大きな違和感が生じるからです。

そのため、主に映画鑑賞をするためにテレビを使いたい人は、倍速機能がない製品を選ぶか最初からオフにしておくことをおすすめします。

映像の滑らかさにこだわりがない人

倍速機能を使わない状態でも、映像の動きに満足しているという方は必ずしも倍速機能を使う必要はありません。

また、倍速機能のオンとオフで実際に見比べても「違いがよく分からなかった…」と感じる方にも必要性は低い機能と言えます。

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テレビの倍速機能のメリット・デメリット

テレビの倍速機能はメリット・デメリットが等しく存在するからこそ、評判も賛否両論であることが分かります。

ここでは、テレビの倍速機能におけるメリットとデメリットをご紹介いたします。

テレビの倍速機能のメリット

動きの速い映像に強い
目が疲れにくくなる

動きの速い映像に強い

倍速機能は残像による画面のちらつきが低減されているため、動きの速い映像を楽しみたいときに本領を発揮します。

特にアクションシーンの多いアニメ、スポーツなどを鑑賞する際は動きの滑らかさと臨場感の違いを感じることができます。

目が疲れにくくなる

倍速機能をオフにしていると残像が出やすくなり、動く被写体の輪郭がブレがちです。

人の目は自動的に被写体のブレを直そうとピントを調節するため、負担がかかってしまいます。

一方で倍速機能を使っている場合、被写体がブレにくくなるため目の酷使も抑えることが可能です。

映像を長時間見ることが多い方なら、倍速機能の使用をおすすめします。

テレビの倍速機能のデメリット

映画鑑賞には不向き
倍速機能があるテレビは高くなりやすい

映画鑑賞には不向き

多くの映画は、24fpsを前提にカメラワークなどを計算したうえで作られています。

そのため、倍速機能でフレームレートを増やすと「映画らしい見え方」が損なわれ違和感のある映像になってしまうのです。

また、ゲームにおいても120fps出力に対応したスペックのテレビや装備がないと、倍速機能を使うことで大きな遅延が生じる可能性があります。

倍速機能があるテレビは高くなりやすい

SONY DSC

画質・音質・色彩の鮮明さ・ノイズ感の低減といった性能を高めたテレビほど、価格も高額な傾向にあります。

しかし、これらは倍速機能を基礎として高めることができる性能です。

端的に言えば「倍速機能付きテレビ=全体的に高性能なテレビ」であるケースが一般的であり、コスパを重視する人にも倍速機能はおすすめできません。

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リビングのテレビを買う場合は倍速有りがオススメ

倍速機能付きテレビにはメリットもデメリットもありますが、「リビング用のテレビを購入したい」と考える方であればメリットの方が大きいと言えます。

倍速機能の強みとして先述した通り、倍速機能は残像による被写体のブレを抑えることで通常よりも目の疲れを低減させる効果をもたらします。

特に画面のサイズが大きなテレビは、倍速機能をオフにすると残像が顕著になりやすいです。

長時間テレビを使うことも多いリビング用なら倍速機能付きの製品を購入すると良いでしょう。

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安くておすすめの倍速機能付きテレビ3選

倍速機能が付いており、なおかつコストパフォーマンスにも優れているおすすめテレビを3つご紹介いたします。

レグザ 43V型 4K液晶テレビ 43Z570K
アイリスオーヤマ 50V型 LUCA 50XDA20
パナソニック 43V型 TH-43JX850 VIERA

レグザ 43V型 4K液晶テレビ 43Z570K

Photo by amazon

東芝のレグザシリーズにおける、ミドルモデルに位置する液晶テレビです。

従来は独自OSのみ対応していましたが、現在は「AndroidTV」に対応可能となりました。

また、映像処理エンジンは「レグザエンジンZR1」を搭載しており、高精細な映像を楽しむことができます。

アイリスオーヤマ 50V型 LUCA 50XDA20

Photo by amazon

番組ジャンルに応じて画質や音質を自動調整してくれる、「AIオート機能」搭載の4K対応液晶テレビです。

また、映像の色彩・濃淡や音声を鮮明にする「はっきり機能」も付いており、リビングなど家族が集まる空間で使用するテレビとして適しています。

パナソニック 43V型 TH-43JX850 VIERA

Photo by amazon

「高輝度液晶」を採用し、Wエリアバックライト制御やヘキサクロマドライブがもたらす美麗な映像が特徴的なパナソニック製液晶テレビです。

最新のゲーム機に採用されている「HDMI2.1規格」の4K120p入力にも対応しており、「ゲームモード」ではゲームプレイ時の遅延を抑えてスピード感のある操作も快適に楽しむことができます。

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テレビの倍速機能に関するよくある質問

最後に、テレビの倍速機能に関してよくある質問を回答と一緒にまとめました。

液晶テレビの2倍速と4倍速がありますが、4倍速必要ですか?
テレビの倍速単位は?
テレビの倍速機能と倍速駆動の違いは?
テレビに倍速機能はいつから搭載されていますか?
テレビに倍速駆動はいつから搭載されていますか?

液晶テレビの2倍速と4倍速がありますが、4倍速必要ですか?

映像の動きにスピード感があるほど、4倍速の方が動きの滑らかさが際立ちます。

しかし頻繁にスポーツなどを観賞して楽しまないのであれば、4倍速の必要性はあまり高くないと言えます。

テレビの倍速単位は?

テレビでは1秒につき表示するフレーム数を示す際、「Hz」という単位がよく使われています。

一般的には60Hz表示がスタンダードであるため、「120Hz」なら2倍速、「240Hz」なら4倍速に対応していることが分かります。

テレビの倍速機能と倍速駆動の違いは?

倍速機能は、フレームの前後に真っ黒な映像を挟み込んで残像を抑える機能のことです。

ただし黒い映像は人間の目で捉えることができない速さで表示されるため、映像に悪影響が及ぶことはありません。

一方で倍速駆動とは、フレームの前後に似たような映像を挟み込む機能のことです。

前後のフレームとほぼ同じ映像が挿入されるため、倍速機能よりも映像が滑らかに見えます。

テレビに倍速機能はいつから搭載されていますか?

倍速機能が普及し始めた具体的な時期は不明ですが、ブラウン管から液晶テレビへの移行が広まった2000年代頃と考えられます。

テレビに倍速駆動はいつから搭載されていますか?

倍速駆動は2005年12月に「日本ビクター」から発売されたテレビを皮切りに、各テレビメーカーの製品にも搭載され始めたと言われています。

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まとめ

テレビにおける倍速機能とは、映像のフレームとフレームの間に映像を挿入することで滑らかな動きに見せる機能のことをいいます。

24fpsが最適と言われる映画の鑑賞には不向きな場合もありますが、スピード感のある映像を楽しみたい場合やリビングで使用する際におすすめな機能です。

倍速機能付きテレビに興味のある方は、本記事でご紹介したおすすめ製品も参考にしながらご自身の好みに合ったものを見つけてみてください。

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この記事を書いた人

実際に商品を使用したユーザーの「いらない」と感じる体験談を元に、本当にいらないのかを検証しました。
いらないと感じる理由を知り、本当に必要なものを手にしていただける助けになればと考えています。

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