布団クリーナーは「重たい」「生きたダニは吸い取りにくい」という理由から、いらないという声も多くみられます。
ダニでのアレルギーが怖いから布団は綺麗にしてたいな〜
でも布団干すのって大変だよね〜
本記事では布団クリーナーは本当にいらないのか口コミ・評判からメリットとデメリットを検証いたしました。
結論からいうと、布団を干す場所がない方や土日しか干す時間が取れないという方は購入をオススメします。
記事後半では、実際に布団クリーナーを使用した感想とおすすめの布団クリーナーも紹介しています。
これから購入を検討されている方は、是非参考にしてみてください。
布団クリーナーはいらないのか?口コミと評判を検証
布団クリーナーの必要性に関しては、SNS上で様々な意見が投稿されていました。
まずはSNS上に投稿されていた、「布団クリーナーはいらない」という意見と「布団クリーナーは必要」という意見のどちらもご紹介いたします。
布団クリーナーはいらないという口コミ
「布団クリーナーはいらない」といった旨の意見としては、以下のような口コミが投稿されていました。
・使うのが面倒くさい
・布団乾燥機で十分
・使わない人が多いらしいのでいらない
使うのが面倒くさい
布団クリーナーを使う際、一度布団を広げたうえで重量のある本体を持ちながらまんべんなくクリーニングすることになります。
この作業が面倒に感じ、使いたくないと感じる人もいるようです。
布団乾燥機で十分
布団にダニが繁殖する主な原因は、湿気やホコリです。
しかし湿気を抑えるのであれば布団乾燥機も有効であるため、布団クリーナーは使わないままでいるという人もいました。
使わない人が多いらしいのでいらない
周囲から「布団クリーナーいらない」という話を聞き、購入をやめた人も見受けられました。
布団クリーナーの必要性について明確に分かっていなくても、周囲の口コミをもとにいらないと考えるようになるケースもあるようです。
布団クリーナーは必要という口コミ
「布団クリーナーは必要」といった意見としては、以下のような口コミが投稿されていました。
・アレルギー対策のために必要
・ペットがいるので必要
・取れた汚れを見ると使わずにはいられない
アレルギー対策のために必要
布団に蓄積されたホコリや繊維に潜んでいるダニを放置すると、アレルギー症状の悪化につながります。
自分や家族にアレルギーがあることから、健康維持のために布団クリーナーを必要とする家庭は複数見受けられました。
ペットがいるので必要
犬や猫などのペットを飼っていると、家の至るところに毛が落ちてしまうものです。
特に同じ布団でペットと寝ている場合は不穏にも毛が溜まってしまうため、布団クリーナーによるお手入れが欠かせないという人もいました。
取れた汚れを見ると使わずにはいられない
布団クリーナーを使い、実際に布団から取れたほこりやダニの量を見たことで「もう使わずにはいられない」と感じてしまう人もいます。
大して汚れてないと思っていた布団から大量のゴミが出てくる様子を目の当たりにし、その衝撃から布団クリーナーの必要性に気が付くケースも少なくないようです。
評判からみる布団クリーナーがいらないと感じる人の特徴
上記の口コミを踏まえると、布団クリーナーは以下の特徴に当てはまる人から「いらない」と言われがちであると考えられます。
・布団クリーナー以外のお手入れ方法で満足している人
・現状のままでもアレルギー症状は出ていない人
・ペットを飼っていない人
布団クリーナーを使うことが面倒であり、それ以外の方法でお手入れを行いたい人であれば「布団クリーナーはなくても良い」と感じる可能性があります。
なおかつアレルギー症状がない場合やペットを飼っていない場合、布団クリーナーを使わなくても大きなデメリットは生じないため必要性は低いことでしょう。
布団クリーナーのメリットとデメリット
布団クリーナーには、口コミで触れられているポイント以外にも複数のメリット・デメリットがあります。
ここでは、布団クリーナーの具体的なメリット・デメリットをご紹介いたします。
布団クリーナーのメリット
布団クリーナーの主なメリットは、以下の通りです。
・ダニ、ホコリ、花粉などを除去できる
・天候が悪くても布団のお手入れができる
・除菌や脱臭ができることもある
ダニ、ホコリ、花粉などを除去できる
布団クリーナー最大のメリットは、布団に付着したダニ・ホコリ・花粉など目に見えないハウスダストをきれいに除去できることです。
ハウスダストは鼻炎や皮膚炎などのアレルギー症状が起こる原因になるため、健康的な生活の維持に有効な家電と言えます。
天候が悪くても布団のお手入れができる
布団をお手入れする際に天日干しをするケースは多いですが、雨や花粉に晒されやすい時期はなかなか布団を干すことができません。
屋内で使える布団クリーナーなら、外の天候を気にせず気軽に布団をお手入れすることができます。
除菌・脱臭ができることもある
布団クリーナーのモデルによっては、UVライトによる紫外線照射で菌や臭いを抑える機能が搭載されていることもあります。
機能が充実しているものほど価格も高くなりますが、1台で掃除だけに限られない効果が得られることも大きなメリットです。
布団クリーナーのデメリット
布団クリーナーには、以下のようなデメリットもあります。
・布団の生地が傷む可能性がある
・使用の際は重労働になりがち
・布団以外には使えない
布団の生地が傷む可能性がある
布団クリーナーで布団を擦ると、生地に負担がかかり薄くなってしまう可能性があります。
また、ゴミを吸引するタイプの布団クリーナーだと生地が傷んだ箇所から中綿が吸い出されてしまい、さらに状態が悪化するため注意が必要です。
使用の際は重労働になりがち
布団クリーナーは軽量なものでも2kg程度の重量があり、布団をクリーニングしている間は手に持ち続けることになります。
そのため作業が重労働になり、やがて布団クリーナーの使用が億劫に感じて使わなくなってしまうこともあります。
布団以外には使えない
布団クリーナーは、布団の掃除以外の用途に使うことができません。
床や車のシートなど布団以外の場所に使うと、ヘッド部分に汚れが付着して布団に移ってしまう恐れがあるからです。
機種によっては掃除機と布団クリーナーの機能を兼ね備えていることもありますが、その都度専用パーツに付け替える手間がかかります。
布団クリーナーを購入する際に考慮した方が良い点
布団クリーナーは実に様々な機種があり、それぞれ搭載されている機能や使い心地は異なります。
自分にとって使いやすい布団クリーナーを見つけるためにも、以下のポイントに考慮しながら選ぶことが大切です。
本体の重さ
使用時の手軽さを重視して布団クリーナーを選びたい場合は、まず本体の重量をチェックしましょう。
特に「ハンディ型」の機種は軽量で取り回しが良いため、家族の分まで布団をクリーニングしても疲れにくいです。
収納のしやすさ
一人暮らしの方や収納スペースに余裕がない方は、コンパクトに収納できるタイプの布団クリーナーがおすすめです。
特に本体が自立するタイプの布団クリーナーであれば、部屋の中に置いても邪魔になりにくく、必要になればすぐに使うことができます。
掃除機との併用
先述したように、機種によっては専用のパーツを付け替えれば掃除機として使えることもあります。
掃除機と布団クリーナーの収納スペースを別途用意する余裕がない場合や、用途ごとに家電を使い分ける手間を省きたい場合は掃除機兼用タイプの機種を検討しても良いでしょう。
おすすめの布団クリーナー3選
布団クリーナーを販売しているメーカーの中でも、特にレイコップ・ダイソン・アイリスオーヤマは人気が高いです。
ここでは、上記3社のおすすめ布団クリーナーをご紹介いたします。
・布団クリーナーの定番「レイコップ」
・幅広い用途で使える「ダイソン」
・価格重視「アイリスオーヤマ」
布団クリーナーの定番「レイコップ」
「レイコップ UVコードレス布団クリーナー RS4-100JPWH」
本体重量は1.42kgとトップクラスの軽さを誇る布団クリーナーで、コードレスなため場所を選ばず気軽に使うことができます。
吸引口はUVライト一体型ブラシが搭載されており、布団のゴミを除去しながら菌の繫殖を抑えることもできる優れものです。
サイクロン式なので吸引力も高く、消耗品の費用がかからないことも嬉しいポイントです。
幅広い用途で使える「ダイソン」
「ダイソン V7 Mattress HH11COM」
本来はハンディクリーナーですが、付属の「布団ツール」を使うことで布団クリーナーとしても使うことができます。
コードレスタイプでありながら長時間にわたり高い吸引力を維持できる、ダイソンならではの優れた性能がポイントです。
ワンタッチ操作で簡単にゴミを捨てることができるため、お手入れの際に手が汚れる心配もありません。
価格重視「アイリスオーヤマ」
「アイリスオーヤマ 布団クリーナー IC-FAC2」
万単位の価格設定となっている機種が多い中、6,000円未満(2023年8月現在)と非常にリーズナブルな価格で購入することができる布団クリーナーです。
「超ワイドたたきパッド」と呼ばれる独自設計のヘッド部分により、吸引とたたきという2種類の力でダニ・ゴミを浮かび上がらせて効率的にクリーニングを行えます。
さらにクリーニングと同時に温風を放ち、ダニの繁殖を抑えつつ布団をふっくらとした感触に仕上げてくれます。
布団クリーナーを実際に使ってみた感想
布団クリーナーのメリット・デメリットを検証するため、実際にダイソンの布団クリーナー「V7 Mattress HH11COM」を使用してみました。
その中で筆者が感じたポイントを、3つご紹介いたします。
感想①:埃はかなり取れている
感想②:手軽にダニ対策ができる
感想③:重くて手が疲れた
感想①:埃はかなり取れている
HH11COMの使用後、かなりの量のホコリが取れており「ハンディクリーナーは有線タイプの掃除機よりも吸引力がない」というイメージが覆されたように感じました。
同時に、普段何気なく使っていた布団にこんなにもホコリが潜んでいたという事実に驚き、お手入れの頻度を見直すきっかけにもなりました。
感想②:手軽にダニ対策ができる
筆者はダニアレルギー症状が起こった経験もあり、ダニの死骸や繁殖が気になる一方でもう少し簡単に対策ができないだろうかという点に悩んでいました。
HH11COMはハンディタイプかつコードレスで、布団を天日干しするよりも体に負担をかけずダニ対策を行うことができます。
手軽に使えるぶん布団のお手入れに対するハードルが低くなり、HH11COMを購入してからお手入れをサボることもなくなりました。
感想③:重くて手が疲れた
HH11COMの欠点としては、しばらく片手で持ちながらクリーニングをすると手が疲れてくることです。
製品情報には本体重量1.76kgと記載されており、比較的軽量な機種ではありますがやはり手にまったく負担がかからないという訳ではありません。
1人分の布団をお手入れする程度なら「少し疲れた」と感じるだけで済みますが、複数人いる家族の布団を1人でお手入れする場合は少なからずしんどいと感じるかもしれません。
本気でダニ対策をするなら布団乾燥機も検討
布団にダニが繁殖することを徹底的に防ぎたいのであれば、布団クリーナーではなく布団乾燥機を使うという手もあります。
ダニは温度20~30℃・湿度60%程度の条件が揃った環境で繁殖しやすい一方で、乾燥や50℃以上の高温に弱いことが特徴です。
布団乾燥機は60~70℃まで一気に布団を温めることができるため、ダニの繁殖をより確実に防止できます。
布団乾燥機には「初期コストの高さ」や「スペースを取る」などのデメリットはありますが、やはりダニ対策の効果としては布団乾燥機が勝ります。
ただし布団乾燥機だけではダニの死骸やホコリを取ることはできないため、掃除機との併用が必要です。
布団クリーナーに関するよくある質問
最後に、布団クリーナーに関してよくある質問を回答と一緒にまとめました。
・布団クリーナーでダニは取れますか?
・ダイソンとレイコップどっちがいいですか?
・布団クリーナーと掃除機の違いはなんですか?
・布団クリーナーは何日おきに使用したらいいですか?
・布団クリーナーは布団以外の使い道はありますか?
布団クリーナーでダニは取れますか?
布団クリーナーで生きたダニを取ることはできませんが、ダニの死骸の除去なら可能です。
他にもホコリや花粉といったゴミも効果的に取ることができます。
ダイソンとレイコップどっちがいいですか?
多用途に使える機能性を求めるのであればダイソン製、定番メーカーとしての信頼感と扱いやすさを求めるのであればレイコップ製がおすすめです。
先述した選び方のポイントも押さえながら、自分の希望に合うメーカーの布団クリーナーを選びましょう。
布団クリーナーと掃除機の違いはなんですか?
布団クリーナーは、布団のゴミやダニの死骸の除去に特化したクリーナーのことです。
床のゴミ掃除に特化した掃除機とは違い、布団に使っても吸いつきにくくスムーズにゴミを取ることができます。
ただし、基本的に布団クリーナーで床などの掃除を行うことはできません。
布団クリーナーは何日おきに使用したらいいですか?
布団クリーナーの理想的な使用頻度は3日に1回程度ですが、こまめに時間を確保できない場合は週に1回程度を目安にしましょう。
布団クリーナーは布団以外の使い道はありますか?
布団クリーナーは布団に特化した掃除機なので、それ以外の用途で使うことはできません。
ただし、パーツの付け替えにより床用の掃除機として使える布団クリーナーもあります。
まとめ
布団クリーナーは、外の天候にかかわらず好きなタイミングで布団のお手入れが行える便利なアイテムです。
特に、ハウスダストや花粉のアレルギー症状が起こりやすい方にとっては必須と言っても過言ではありません。
ただし布団クリーナーは機種によって使い心地や価格が違うため、製品情報をよく確認しながら自分に合ったものを選びましょう。
どうしても迷う場合は、本記事でご紹介した人気メーカーの製品を試してみるのもおすすめです。
布団クリーナーを上手に活用し、常に清潔な布団で健康的かつ良質な睡眠を実現しましょう。
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