ダイハツから販売されている、クロスオーバーSUVタイプの軽自動車「タフト」。
日常使いからレジャーシーンまで幅広く活躍する機能性や走行性能が魅力なタフトについて、購入を検討している方も多いことでしょう。
ターボ車もラインナップされていますが、実際のところタフトにターボは必要なのでしょうか。
今回は、「口コミから見えてくるタフトにおけるターボの必要性」や「メリット・デメリット」などについて解説いたします。
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ダイハツタフトにターボはいらないのか？口コミ・評判から必要性を検証
タフトに関して「ターボはいらない」と言われることもありますが、実際の口コミとしてはどのような意見が寄せられているのでしょうか。
まずはタフトのターボに対する口コミをご紹介いたします。
タフトにターボは必要という口コミ・評判
タフトのターボ車に対して肯定的な意見としては、以下のような口コミが見受けられました。
・走行性能がNAエンジンと大きく違う
・長い上り坂もスイスイ走れる
・雪道も問題なく走行できる
走行性能がNAエンジンと大きく違う
NAエンジンを搭載したノンターボ車の加速感は、「もっさり」とも言える重みのある感覚が特徴的です。
一方でタフトのターボ車は加速感が優れており、速さの違いを実感したノンターボ車ドライバーの意見が見受けられました。
長い上り坂もスイスイ走れる
通常、軽自動車は普通自動車よりも馬力が足りず長い上り坂の走行にストレスが伴います。
タフトも軽自動車ですが、ターボ車の場合は上り坂でもスムーズに走行できると評価する意見が寄せられていました。
雪道も問題なく走行できる
タフトのターボ車が備える優れた走行性能は、積雪地帯でも大いに実感することができます。
軽自動車ながら20cmの雪が積もる悪路でも問題なく走行可能なタフトのターボ車は、「雪国なら必要」と評する声が上がるほどの走破性を発揮するのです。
タフトにターボはいらないという口コミ・評判
タフトのターボ車は走行性能が高く評価されている一方、以下のように「ターボはいらない」といった旨の意見も寄せられていました。
・高速道路には乗らないのでいらない
・ノンターボ車にもパワーモードがあるので必要ない
高速道路には乗らないのでいらない
高速道路に乗ることが少ない方は、ターボがいらないと感じることもあるようです。
逆を言えば、タフトは街乗りであればノンターボ車でも十分に気持ちよく走行できる性能を備えているとも捉えることができます。
ノンターボ車にもパワーモードがあるので必要ない
タフトには、ノンターボ車・ターボ車のどちらにも「パワーモード」と呼ばれる機能が搭載されています。
パワーモードを使用すればノンターボ車でもターボ車に引けを取らない加速性能を発揮することから、ターボはいらないと感じる方もいるようです。
ダイハツタフトのターボがあるなしによる違い3つ
そもそも、タフトのターボ車はノンターボ車と比べてどのような違いがあるのでしょうか。
スピード・燃費・価格という3つの観点から、ターボ車とノンターボ車の違いを解説いたします。
スピードの違い
口コミでも触れられていた通り、タフトのターボ車はノンターボ車と比べてパワフルさを感じるスピードが特徴的です。
アクセルを踏んだ瞬間の加速力も優れており、走り出しのストレスを感じにくくなっています。
燃費の違い
ターボ車はエンジンの圧縮比が低いためトルクも低下し、アクセルの踏み込み量が増えることからどうしても燃費が悪くなってしまいます。
このような特徴を踏まえたうえで、タフトにおけるターボ車・ノンターボ車のWLTCモードによるカタログ燃費を見てみましょう。
| ターボ車 | ・2WD：20.2km/L ・4WD：19.6～19.7km/L |
|---|---|
| ノンターボ車 | ・2WD：20.5km/L ・4WD：19.7km/L |
タフトはターボ車とノンターボ車の間で、燃費性能の差が非常に小さいことが分かります。
近年の車種は技術の向上によりターボ車でも燃費性能が向上しており、タフトもその内のひとつです。
価格の違い
タフトの価格はグレードによって変わりますが、ターボ車とノンターボ車の価格帯は以下のようになっています。
| ターボ車 | 132万円～152万3,500円 |
|---|---|
| ノンターボ車 | 140万8,000円～164万4,500円 |
各グレードにおいて、ターボ車はノンターボ車よりも12万円程度高く設定されています。
同じダイハツ製の車と比較して価格差がやや大きく、ターボ車ならではのメリット・デメリットからその12万円を支払うかどうか検討する必要があります。
ターボを付けるメリットとデメリット
タフトにターボを付けることで生じる、メリットとデメリットをご紹介いたします。
ターボを付けるメリット
タフトにターボを付けるメリットとしては、以下の2つを挙げることができます。
・「過給機」によるパワフルな走り
・コストパフォーマンスが高い
「過給機」によるパワフルな走り
タフトにターボを付ける最大のメリットは、「パワフルな走りで快適なドライブができる」という点です。
軽自動車は排気量が660ccまでと限られているため、普通自動車よりもパワーが劣る傾向にあります。
しかしターボ車には「過給機」という、排気ガスをタービンに送り込みコンプレッサーを高速回転させる装置が搭載されています。
これにより吸気が圧縮され、燃焼効率が高まりNAエンジンよりも多くのパワーを生み出すことが可能なのです。
コストパフォーマンスが高い
タフトのターボ車は高速道路や上り坂でもストレスなく走行できる性能を備えていながら、軽自動車なので自動車税などの税金は安くなります。
購入費用はノンターボ車よりもやや高いですが、その後の維持にかかる費用と走行性能のバランスを考えるとコストパフォーマンスに優れていると言えます。
ターボを付けるデメリット
タフトにターボを付けることのデメリットは、以下の通りです。
購入費用が高い
タフトは各グレードにターボ車がラインナップされていますが、ノンターボ車に対して車両本体価格は約12万円の差があります。
決して小さな差ではなく、少しでも初期費用を抑えてタフトを手に入れたいという方にはデメリットとなり得ます。
街乗りメインの人にはメリットが薄い
タフトのターボ車は上り坂や高速道路、悪路でも快適なドライブを楽しむことができる性能と維持費の安さを兼ね備えていることが特徴です。
しかし街乗りがメインで、住んでいる地域にも坂道が少ない場合はターボ車ならではのメリットが十分に発揮されません。
ダイハツタフトにターボは必要なのか？
ここまでタフトのターボ車における口コミやメリット・デメリットを紹介いたしましたが、「結局のところタフトにターボは必要？」と疑問が残っている方もいるのではないでしょうか。
そこで、タフトにターボが必要と思われる人、いらないと思われる人の特徴をまとめました。
ターボが必要な人の特徴
タフトにターボが必要な人の特徴は、以下の通りです。
・幅広いシーンで快適なドライブを楽しみたい人
・坂道や悪路を走ることが多い人
幅広いシーンで快適なドライブを楽しみたい人
タフトのターボ車は軽自動車ならではの小回りの良さと、力強い走りのどちらも兼ね備えています。
日頃のお買い物からちょっとした遠出まで、様々なシーンで車を使用する人ならターボを付けて損はありません。
坂道や悪路を走ることが多い人
坂道が多いエリアを走行することが多いと、ノンターボ車ではパワー不足に感じる可能性があるためターボ車がおすすめです。
また、積雪地帯に住んでいる人やアウトドアが趣味な人など、悪路を走ることが多い人ならターボ車の走破性を十分に実感することができます。
ターボがいらない人の特徴
以下の特徴に当てはまる人は、ターボの必要性は低いと考えられます。
初期費用を抑えたい人
ターボ車には過給機が搭載されているため、そのぶんノンターボ車と比較して価格は高くなっています。
「軽自動車は普通自動車よりも車両本体価格が安い」というメリットに影響するポイントなので、初期費用の安さを重視して軽自動車を選ぶ人には向かない可能性があります。
日頃の走行にパワーは求めていない人
先述したように、タフトのターボ車における最大のメリットはパワフルな走りです。
しかしストップ＆ゴーが多い街中の運転がメインの人は、ターボによる走行性能を発揮する機会がありません。
街乗りがメインで、尚且つ平坦な道が多い地域を走行する人はターボがなくても十分に快適な走りを実感できることでしょう。
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タフトにターボを付けるとどうしても価格が高くなるため、メリットは十分に感じても「手が出せない」と考える方も多いのではないでしょうか。
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まとめ
タフトにターボをつけるべきかどうかは、車の使用スタイルによって異なります。
街乗りから遠出まで幅広いシーンで快適なドライブを楽しみたい人、悪路を走ることが多い人ならターボ車がおすすめです。
しかし、ターボ車はノンターボ車よりも高額になるというデメリットに注意が必要です。
タフトのターボ車に乗りたい一方、初期コストが気になる…という人なら、カーリースの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
求める走行性能とコストのバランスを考えつつ、ご自身にとって最適なタフトを探してみてください。
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