運動会のシーズンになるとビデオカメラの購入を検討する方も多いのではないでしょうか。
iPhoneなどの高性能なスマートフォンが発売されたことで、ビデオカメラはいらないという声も多くみられます。
私ビデオカメラで綺麗な映像を子供に残してあげたいなー
妻iPhoneで充分じゃない？持ち運びも楽だし
本記事では、運動会でビデオカメラはいらないのかメリットとデメリットを検証いたしました。
結論からいうと、小学校など広い場所での撮影や激しい動きについて行く場合はビデオカメラが必要です。
記事中ではiPhoneとビデオカメラの比較も紹介しております。
これから購入を検討されている方は、是非参考にしてみてください。
運動会でビデオカメラはいらないのか？口コミと評判を検証
運動会におけるビデオカメラの必要性については、「必要」「いらない」という意見のどちらも見受けられました。
まずは運動会でビデオカメラが必要と評価する口コミ、ビデオカメラはいらないと評価する口コミの両方をご紹介いたします。
運動会でビデオカメラが必要と感じた口コミ
「運動会でビデオカメラは必要」という意見としては、以下のような口コミが見受けられました。
・大きくズームしても綺麗に撮影できる
・どの位置でもしっかりと子供を撮影できる
大きくズームしても綺麗に撮影できる
日常的な写真・動画撮影はスマートフォンの使用が一般化した現代でも、ビデオカメラの性能は年々進化を遂げています。
旧式のビデオカメラの性能をイメージしていたものの、大きくズームをしても綺麗に撮影できる近年のビデオカメラ性能に驚いたという方もいるようです。
どの位置でもしっかりと子供を撮影できる
ビデオカメラは、優れたズーム性能や手ぶれ補正機能が備わっており動画撮影に特化した機器です。
運動会は位置取りの競争が起こりがちですが、離れた位置となってもビデオカメラなら子供の姿をしっかりと捉えることができるため必要と評価する声も見受けられました。
運動会でビデオカメラはいらないと感じた口コミ
「運動会でビデオカメラはいらない」という意見としては、以下のような口コミが見受けられました。
・距離が近いならiPhoneで十分
・iPhone12Pro以上なら旧式のビデオカメラより綺麗に撮影できる
距離が近いならiPhoneで十分
子供との距離が近い位置で撮影する場合、ビデオカメラが得意とするズームを使う機会は少なくなります。
そのためiPhoneのカメラ性能でも十分に綺麗な動画を残せると感じ、ビデオカメラは購入しなくても良いと感じる方もいます。
iPhone12Pro以上なら旧式のビデオカメラより綺麗に撮影できる
ビデオカメラはいらないと評価する口コミの中でも、「iPhone12（Pro）があればビデオカメラはいらない」という意見は多く見受けられました。
iPhone12Proはズームをしても優れた画質が保たれる光学ズームを搭載しているため、ビデオカメラと同等のメリットを享受できると考えられているようです。
とはいえ、上記の口コミには2016年前後のビデオカメラと比較しているという共通点があります。
最新モデルのビデオカメラは更なる進化を遂げており、その性能はiPhone12Proを上回ると言っても過言ではありません。
iPhone12Pro以上の機種を持っていても、早々にビデオカメラは不要と判断するべきではないと言えます。
評判からみる運動会でビデオカメラがいらない人の特徴
上記の評判から、「運動会にビデオカメラはいらない」と感じる人は以下の特徴に当てはまっている傾向にあります。
・iPhone12Pro（または同等のスペックのスマホ）を持っている人
・位置取りによる画質への影響が気にならない人
iPhone12Pro（または同等のスペックのスマホ）を持っている人
ビデオカメラにおいて最大のメリットであるズーム性能の強さは、iPhone12Proに搭載された光学ズームでほとんどカバーすることができます。
また、現在（2023年7月）はより撮影性能が進化したiPhone14シリーズも販売されており、ビデオカメラ同等のクオリティで動画撮影が可能になっています。
そのため、iPhone12Pro以上の機種またはそれと同等のスペックを備えるスマホを持っている方は、ビデオカメラの必要性が低く感じるかもしれません。
位置取りによる画質への影響が気にならない人
観覧席の位置取りによってはズームをしながらの撮影が必須となりますが、スマートフォンによってはズームをすると画質がやや落ちる可能性があります。
しかし多少画質が低下するくらいであれば問題ない方であれば、ビデオカメラを購入するほどではないと感じることでしょう。
また、学校によっては通常の観覧席とは別に撮影専用のスペースが設けられていることもあります。
このような事情から撮影場所の位置取りに困らない方も、ビデオカメラなしで十分なクオリティの動画を撮影できると考えられます。
iPhoneとビデオカメラの違いを検証
iPhoneとビデオカメラの使い心地を検証した結果、以下3つのポイントに関して明らかな違いを感じました。
・手軽に使えるかどうか
・自然なズームができるかどうか
・長時間撮影ができるかどうか
手軽に使えるかどうか
手軽さという点では、圧倒的にiPhoneが優れていると言えます。
スマートな形状のiPhoneはポケットに入れて持ち運ぶことができ、必要な場面となればスムーズに取り出してカメラを起動させればすぐに撮影することが可能です。
難しい設定や操作も必要ないため、手軽さ・操作性の良さを重視して撮影手段を選びたい方ならiPhoneがおすすめできると感じました。
自然なズームができるかどうか
近年のiPhoneはビデオカメラに引けを取らないズーム性能が備わっていますが、ズームを行うと広角・望遠の切り替えに伴い一瞬だけ画質が悪くなる点はデメリットです。
それに対しビデオカメラは、最大までズームをしても広角・望遠の切り替えによる映像の動作に違和感がなく、自然にズームすることができました。
運動会など撮影する子供との距離が頻繁に変わる中でも、より見やすい動画を残したいと考える方はビデオカメラの方がおすすめです。
長時間撮影ができるかどうか
長時間におよぶ撮影のしやすさも、ビデオカメラが優れていると感じました。
ビデオカメラはロングライフバッテリーの使用により、数時間の連続撮影も可能です。
また、三脚に固定すれば腕に負担がかからず、長時間撮影を行っても疲れることがありません。
iPhoneは写真や動画撮影だけでなく、連絡やインターネットの利用など様々な用途に必要なため、大幅な充電の消費は控えたいところです。
また、日常的な写真・動画撮影で容量が圧迫されていると、長時間の動画を撮影しても保存することができない可能性があります。
運動会でビデオカメラを使用するメリット・デメリット
動画撮影に特化したビデオカメラは運動会での使用時に大きなメリットを享受できますが、その一方でデメリットも存在します。
ここでは、運動会でビデオカメラを使用するメリット・デメリットのどちらもご紹介いたします。
運動会でビデオカメラ使用のメリット
・動画の撮影機能が充実している
・本体を持ちやすく長時間の撮影も疲れない
ビデオカメラ最大のメリットは、優れたズーム機能・強力な手ぶれ補正機能・オートフォーカス機能など撮影機能が充実している点です。
安定的な撮影をサポートする機能が備わっているため、初心者でもハイクオリティな動画を撮影することができます。
また、片手でしっかりとホールドしながら撮影することができ、長時間撮影をしても疲れにくいというメリットもあります。
運動会でビデオカメラ使用のデメリット
・購入にコストがかかる
・安価な機種の撮影性能はスマートフォン以下の可能性がある
運動会でビデオカメラを使用するにあたって、コストがかかるというデメリットがあります。
ビデオカメラは機種によって価格の幅が広いですが、安価な機種では十分な撮影性能が備わっておらず、結果としてスマートフォンばかりを使ってしまうことになりかねません。
子供の姿を鮮明な動画として残したい場合は、それなりの初期投資を要すると考えて良いでしょう。
加えてロングライフバッテリーも揃えるとなれば、より多くの出費を伴うため注意が必要です。
運動会におすすめのビデオカメラ
ビデオカメラには数多くの機種が存在し、搭載されている機能も異なります。
ここでは、運動会での利用におすすめのビデオカメラを2つご紹介いたします。
ソニーFDR-AX45
ソニーが展開しているビデオカメラシリーズの1つ「FDR-AX45」は、独自の空間光学手ぶれ補正と4K高画質技術を搭載した機種です。
手ブレ補正技術としてレンズとセンサーが一体型となっていることが特徴で、ユニット全体が手の揺れを吸収するため動きながらの撮影でもぶれずに滑らかな動画となります。
また、動画を高精細化するためのCMOSセンサー、独自開発のコーティング済み薄型レンズなども搭載。
約829万画素の動画撮影が可能な他、強い光が入ってもゴーストやフレアなどの現象が抑えられる仕組みです。
本格的な撮影性能を備えていながらもメニュー画面はアイコン表示で分かりやすくなっており、初心者や機械操作に慣れていない方も扱いやすい工夫が施されています。
ポチップ
パナソニックHC-VX2MS
HC-VX2Mはパナソニック製ビデオカメラ「HC-VX2M」の後継機として、2022年に発売となったモデルです。
広角・中望遠画角の撮影時における手ぶれ補正に強く、運動会でも安定感のある動画を撮影することができます。
また、明るい場所は勿論暗所でも被写体の発色を損ねずに写真・動画として収められる点も魅力です。
重量は4Kカメラとしては比較的軽量な430gで、手にフィットしやすいコンパクトなデザインと相まって撮影時の負担も抑えられています。
ポチップ
ビデオカメラの購入を迷っている方はレンタルがおすすめ
高機能なビデオカメラで子供の姿をしっかりと残したい反面、高額なモデルだと10万円を超えるため購入に悩む方も多いはずです。
その場合、ビデオカメラのレンタルサービスを利用するという手もあります。
レンタルであれば、購入する場合よりも低コストで最新型のビデオカメラを使うことが可能です。
1泊～3泊程度まで料金が固定されているサービスなら、事前に練習のうえ撮影に臨めるというメリットもあります。
ビデオカメラのレンタルが可能な主なサービスとしては、「Rentio」や「Rentry」があります。
| Rentio | ・2,400種類以上の家電製品が3泊～レンタル可能 ・ビデオカメラのレンタル料は3,480円～（3泊4日） ・気に入ったレンタル品はそのまま購入可能 ・過失による故障でも賠償費用は最大2,000円 |
|---|---|
| Rentry | ・2,900種類以上の家電製品が3泊～レンタル可能 ・ビデオカメラのレンタル料は4,580円～（3泊4日） ・補償費用込みのレンタル料 ・空港やホテルでの受け取りも可能 |
まとめ
スマートフォンのカメラ性能は進化を遂げており、ポケットに入れて持ち運びができるため気軽に高画質な写真や動画を撮影することが可能です。
しかしビデオカメラは強力な手ぶれ補正機能やスムーズなズーム機能など、スマートフォンにはない機能が充実しています。
そのため、撮影場所を問わず運動会で頑張る子供の姿を鮮明に残したいのであればビデオカメラの使用が適しています。
運動会などのイベント以外でビデオカメラを使う機会がなく、購入するべきか迷っている方はレンタルサービスもおすすめです。
本記事の内容を参考に、家族の大切な思い出を記録するために最適な撮影手段を選びましょう。
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