モニターを明るく照らすモニターライトですが、「効果があるのかわからない」「WEBカメラと併用できない」という理由からいらないという声も多くみられます。
モニターライトあると仕事できるって感じがするよね〜
そういう風に使うものじゃないでしょ。笑
本記事では、モニターライトは本当にいらないのか口コミ・評判からメリットとデメリットを検証いたしました。
結論からいうと、長時間パソコンを使用する方、目の疲労を感じる方は購入をオススメします。
記事の後半では、実際にモニターライトを使用した感想とおすすめのモニターライトも紹介しています。
これから購入を検討されている方は、是非参考にしてみてください。
モニターライトはいらないのか?口コミと評判を検証
モニターライトの必要性に関しては、意見が賛否両論あります。
まずはSNS上に投稿された、「モニターライトはいらない」という意見と「モニターライトは必要」という意見を見てみましょう。
モニターライトはいらないという口コミと評判
「モニターライトはいらない」といった意見としては、以下のような口コミが投稿されていました。
モニターライトは邪魔になる
モニターライトをディスプレイの上部に設置すると、ディスプレイを回転させたいときに一度取り外す必要があります。
ディスプレイの回転に伴う手間が増えることから、モニターライトはいらないと感じた人もいるようです。
現在の部屋の明るさで十分
モニターライトを使う主な目的は、周囲とモニターの明るさの差を減らしてPC作業を行いやすくすることです。
しかし現在の部屋が十分に明るく、あえてモニターライトを取り付けなくても満足できることから購入意欲がわかないという人もいます。
モニターライトは必要という口コミと評判
「モニターライトは必要」といった意見としては、以下のような口コミが投稿されていました。
・目が疲れにくくなるので必要
・デスクライトとしても使えるので必要
目が疲れにくくなるので必要
暗い部屋でPC作業をしていると、周囲と画面の明るさの違いにより目が疲れやすくなります。
しかしモニターライトの取り付けにより眼精疲労の改善につながり、それを理由にモニターライトの必要性を高く評価する口コミも複数見受けられました。
デスクライトとしても使えるので必要
デスクライトはモニターの上部から下に向けて照らしてくれるため、手元を集中的に明るくすることができます。
PC作業だけでなく書き物や勉強などの作業時における快適性も向上するため、モニターライトの必要性を感じている人もいます。
評判からみるモニターライトがいらないと感じる人の特徴
上記の口コミから分かる、「モニターライトはいらない」と感じる可能性がある人の特徴は以下の通りです。
・暗い部屋では作業をしない人
・目の疲れに関して悩んでいない人
モニターライトは、暗い部屋でも手元を明るくしてデスクワーク時のストレスを軽減するためのアイテムです。
そのため、現在の部屋でも十分に明るく作業時にストレスを感じていない人、目が疲れるほどデスクワークをしない人には必要性が低いと言えます。
モニターライトのメリットとデメリット
自分にとってモニターライトが必要かどうか考えるにあたって、具体的なメリット・デメリットも理解する必要があります。
ここでは、口コミで触れられていなかったポイントも含めてモニターライトのメリット・デメリットをご紹介いたします。
モニターライトのメリット
モニターライトの主なメリットは、以下の通りです。
・目の負担が軽減される
・スペースを消費しない
・寝る前に画面を見ても神経が刺激されにくい
目の負担が軽減される
PCディスプレイや書類と周囲の明るさの差が大きいほど、目に負担がかかるため眼精疲労につながりやすくなります。
画面や手元をピンポイントに明るくしてくれるモニターライトを使えば、デスク周りの明るさが均一になるため眼精疲労の改善につながります。
スペースを消費しない
手元を照らすアイテムとしてはデスクライトもありますが、使用の際は多少なりともデスクのスペースを消費してしまいます。
モニターライトはディスプレイに直接取り付けることができるため、デスクのスペースを消費せずすっきりとした見た目になります。
睡眠の質への影響が抑えられる
モニターライトによっては、白い光だけでなく暖色系の光への切り替えが可能です。
光において暖色系は、他の色よりもメラトニン(睡眠ホルモン)の分泌が抑制されにくいという性質があります。
そのため、暖色系の光を発するモニターライトを使えば夜にPC画面を見ても睡眠の質に影響が出にくくなります。
モニターライトのデメリット
モニターライトには、以下のようなデメリットもあります。
・ディスプレイ上部の配置に工夫が必要
・モニターの形状やサイズに合わないことがある
・手元に影ができやすい
ディスプレイ上部の配置に工夫が必要
モニターライトと同じく、WEBカメラもディスプレイの上に取り付ける必要があります。
そのため、どちらも使う場合は設置方法の工夫が必要です。
また、ディスプレイの上にサブモニターや棚を設置するとモニターライトに干渉することもあります。
すでにディスプレイ上にアイテムを取り付けている人は、ライトの後付けによる影響も考慮しましょう。
モニターの形状やサイズに合わないことがある
モニターと同じく、モニターライトにも様々な形状・サイズがあります。
現在使っているモニターの形状・サイズに合ったライトを選ばないと、満足に光が届かなかったり取り付けることができなかったりします。
購入前は、事前に製品情報を確認することが大切です。
手元に影ができやすい
モニターライトは手元の真上から照らすため、手の下に影ができやすくなります。
また、基本的にモニターライトは角度や方向の調整に対応しておらず、手元の影を解消することはできません。
書き物をしようにも影が邪魔になり、作業の妨げになる可能性があることも注意が必要です。
モニターライトを購入する際に考慮した方が良い点
デメリットをカバーしながらモニターライトを上手に活用するためには、いくつかのポイントを考慮しながら選んで購入することが大切です。
モニターライトの購入時に考慮したいポイントは、以下の4つです。
・明るさ
・モニターの形状
・WEBカメラと併用できるか
・供給電源
明るさ
モニターライトには、明るさを段階的に調整できるものと無段階で調整できるものがあります。
段階調整タイプと無段階調整タイプとでは、調整のしやすさや値段が変わるため、予算と自分のこだわりに応じて最適なものを選びましょう。
併せて、光の色味の切り替えが可能なライトだと時間やシーンを問わず活用できます。
モニターの形状
自分が使っているモニターの形状と、モニターライトが対応している形状は必ず確認しましょう。
モニターに関して特にチェックするべきポイントは、以下の通りです。
・画面の横幅と厚み
・湾曲の有無
・背面の形状
モニターの形状を把握したら、モニターライトごとの製品情報やレビューなどを調べて対応の可否を判断しましょう。
WEBカメラと併用できるか
WEBカメラを使う場合、モニターライトとの併用ができるかどうかも考慮しましょう。
モニターライトを取り付けるからといってWEBカメラをモニター上から降ろすと、不自然な目線で映ってしまいます。
WEBカメラの取り付け方を工夫するか、WEBカメラ一体型のモニターライトの購入がおすすめです。
供給電源
モニターライトの多くはUSBで給電を行うため、使用の際はUSBポートが1つ必要です。
USBポートに空きがない場合は、コンセントタイプや充電式のコードレスタイプを選ぶという手もあります。
自分に合った給電方法の製品を選び、気軽にモニターライトを使えるようにしましょう。
モニターライトを実際に使ってみた感想
モニターライトの有無で作業のしやすさが変わるのかを検証するため、筆者も実際にモニターライトを使ってみました。
その結果、以下2つのメリットを実感することができました。
感想①:デスク周りがかなり明るくなった
感想②:光が目に優しく疲れにくい
感想①:デスク周りがかなり明るくなった
モニターライトの電源を入れた瞬間、真っ先に感じたことはデスク周りの明るさの違いです。
モニターを含むデスク上の作業スペースが照らされることで視界がワントーン明るくなり、作業中の快適性が大幅に向上したように感じます。
作業スペースをしっかりと照らしつつ、画面に光が反射しないという点も嬉しいポイントです。
感想②:光が目に優しく疲れにくい
モニターにライトを取り付けるとさらに画面周りの光が強くならないか心配でしたが、程よい明るさで照らしてくれるため眩しさを感じることはありませんでした。
むしろ画面の明るさと周囲の明るさが均一になり、以前より目の疲れを感じにくくなったように思えます。
これにより、作業中の集中力も維持しやすくなりました。
おすすめのモニターライト
モニターライトにも様々な種類があり、それぞれ仕様が異なります。
ここではおすすめのモニターライトを3種ご紹介いたしますので、迷った際の参考にしてみてください。
・Quntis モニターライト
・ウェブカメラ付 モニターライト FFF-WCML01B
・BenQ ScreenBar スクリーンバー
Quntis モニターライト
Amazonにて7,000件以上のレビューと総合評価4.4を獲得した、大人気のモニターライトです。
明るさは無段階で調節可能で、昼白色・昼光色・電球色と3つの色に切り替えが可能です。
スマートな形状かつUSB給電タイプとなっているため、スペースが圧迫される心配もありません。
ウェブカメラ付 モニターライト FFF-WCML01B
WEBカメラとマイクが一体型になった、Windows10・11対応のモニターライトです。
これさえあればモニターを照らすだけでなくWEB会議も行えるため、いくつものアイテムをデスクに並べる必要がありません。
光の色は暖色(2,8000ケルビン)、中間色(4,500ケルビン)、白色(5,500ケルビン)の3段階で調整が可能です。
BenQ ScreenBar スクリーンバー
光センサーを内蔵しており、画面の明るさを検知して光量を自動的に調整してくれる高性能なモニターライトです。
付属のワイヤレスリモコンにより、手元で簡単に操作を行うことができます。
メーカーの公式サイト限定で販売されているアクセサリーも使えば、本体にWEBカメラの搭載が可能です。
モニターライトに関するよくある質問
最後に、モニターライトに関してよくある質問を回答と一緒にまとめました。
・モニターライトはなんのために使用するんですか?
・モニターライトの照明は目に優しいですか?
・デスクライトとモニターライトの違いはなんですか?
・目がつかれにくい明るさは?
モニターライトはなんのために使用するんですか?
モニターライトの主な目的は、モニターと手元の明るさを確保することです。
これにより周囲とモニターの明るさが均一化され、目の負担が軽減されます。
モニターライトの照明は目に優しいですか?
モニターライトは程よい明るさとなっているため、眩しさを感じることはほとんどありません。
また、調光機能が搭載された製品も多く、使用シーンや目の状態に最適な光に調整することができます。
デスクライトとモニターライトの違いはなんですか?
デスクに置くタイプのデスクライトは、手元を重点的に照らすことができるため読書や書き物といった作業に向いています。
一方でPCのモニターに取り付けるモニターライトは、PC作業における快適性の向上に特化したライトです。
目がつかれにくい明るさは?
室内でPC作業をする場合、周囲が明るすぎても暗すぎても目に負担がかかりやすくなります。
数値にすると、一般的な住宅の照明と同等の「500ルクス以下」が目に優しい明るさと言われています。
まとめ
長時間にわたりPC作業やゲームをする方、デスクに物をあまり置きたくないという方であればモニターライトの使用がおすすめです。
筆者はモニターライトを使い始めてから、作業効率・集中力が高まったと同時に目の疲れにくさも実感しており、今やPC作業に欠かせないアイテムの1つになっています。
ただしモニターライトは製品によって仕様が異なるため、購入の際は必ずモニターのサイズ・形状とライトの製品情報を照らし合わせながら選びましょう。
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