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固定電話はいらない?口コミからメリットとデメリットを検証。実際に解約した感想も紹介

携帯電話の普及で固定電話はいらないという人がほとんどになっています。

現在契約中の固定電話を今後どうするか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

実家の固定電話使ってないの契約続けてるんだよねー

解約しても本当に困ることってないのかなー?

本記事では、固定電話は本当にいらないのか口コミ・評判からメリットとデメリットを検証いたしました。

結論からいうと、携帯電話のかけ放題プランを契約している方は固定電話の解約をオススメします。

記事の後半では、実際に固定電話を解約した際の感想と固定電話に代わるおすすめの携帯キャリアも紹介しています。

これから固定電話の解約を検討されている方は、是非参考にしてみてください。

目次

固定電話はいらないのか?口コミと評判を検証

固定電話の必要性については、SNS上でも意見が賛否両論に分かれていました。

ここでは、固定電話の必要性に関する具体的な口コミをご紹介いたします。

固定電話はいらないという口コミと評判

「固定電話はいらない」といった意見としては、以下のような口コミが投稿されていました。

セールスや勧誘目的の電話が多いのでいらない
携帯やスマホがあるのでいらない
一人暮らしなのでいらない

セールスや勧誘目的の電話が多いのでいらない

固定電話を不要とする口コミの中でも、特にセールスや勧誘電話の多さを理由としている方は多く見受けられました。

スマホの普及が拡大した現代においても固定電話は営業のターゲットとなりやすく、不要な電話の多さがストレスとなる可能性があります。

携帯やスマホがあるのでいらない

特定の相手と連絡を取り合うだけであれば、携帯電話・スマホだけで十分と考える人も多くいます。

携帯電話・スマホは電話からメッセージ送信まで必要なタイミングで行えるため、固定電話は「なくても困らない」と思われがちです。

一人暮らしなのでいらない

一人暮らしをしている若い世代は、固定電話よりもインターネット環境の方が重要な通信手段と考える傾向にあります。

日中は仕事や学校へ行っている時間の方が長いことも、一人暮らしの人が固定電話の必要性が低いと考える原因の1つです。

固定電話は必要という口コミと評判

「固定電話は必要」といった意見としては、以下のような口コミが投稿されていました。

携帯料金の割引が適用されなくなるので必要
FAXが使えるので必要
携帯の回線で通信障害が起きて後悔したので必要

携帯料金の割引が適用されなくなるので必要

携帯会社によっては、固定電話との併用により携帯料金が割引されることもあります。

すでにその割引サービスを利用しており、携帯をお得に使うために固定電話を手放したくないと考える人もいるようです。

FAXが使えるので必要

固定電話における大きなメリットの1つが、FAXです。

近年は文章でのやり取りもインターネットを活用することが多くなりましたが、個人事業主や法人などの組織においては多く活用されています。

FAXを使う機会が多い人にとって、固定電話は欠かせない存在です。

携帯の回線で通信障害が起きて後悔したので必要

2022年7月にKDDIの通信障害が発生した際、電話やインターネットを満足に利用できない日が続きました。

その際、「固定電話を解約しなければ良かった」と後悔した人もいるようです。

頻繁に起こるトラブルではないですが、連絡手段が絶たれるリスクを考えると固定電話を備えておいて損はないのかもしれません。

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評判からみる固定電話がいらないと感じる人の特徴

上記の口コミから分かる、「固定電話はいらない」と考える人の特徴は以下の通りです。

・一人暮らしや自宅にいない時間が短い人
・FAXを使わない人
・携帯料金のプランに不満がない人

そもそも自宅にいる時間が短い人やFAXを使わない人は、固定電話を使う機会がないため必要性は低いと感じることでしょう。

また、携帯会社によっては固定電話とセットにしなくても携帯料金がお得になるプランもあります。

そのようなプランを利用している場合も、固定電話を契約するメリットは薄いと言えます。

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固定電話がない家の割合は?

総務省は、スマホ・固定電話・パソコン・タブレット型端末といった情報通信機器の保有率を記した「令和4年通信利用動向調査の結果」を公表しています。

この資料では固定電話を利用している世帯の割合が63.9%となっており、約4割の世帯が固定電話を利用していないということになります。

固定電話保有率が80%だった平成25年以降、年々減少している傾向にあるようです。

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固定電話のメリットとデメリット

固定電話には、口コミで触れられていた部分の他にも様々なメリット・デメリットがあります。

ここでは、固定電話の主なメリット・デメリットをご紹介いたします。

固定電話のメリット

固定電話の主なメリットは、以下の通りです。

非常事態時の連絡手段になる
通信料金が安い
セキュリティのリスクが低い

非常事態時の連絡手段になる

固定電話によっては、アナログ回線の交換機で電力を賄うことができます。

そのため災害が発生し、停電となっても回線が切断されていなければ連絡手段として使用可能です。

また、万が一携帯キャリアの回線で通信障害が発生しても、固定電話が代わりの連絡手段になります。

通信料金が安い

固定電話はスマートフォンと比べて通信費用が安い傾向にあります。

特にインターネット回線を利用しているIP電話は、アナログ回線の固定電話を下回る料金水準です。

電話を頻繁にかける人であれば、固定電話を置いた方がお得になる可能性があります。

セキュリティのリスクが低い

携帯電話やスマホはインターネットに接続する以上、ウイルスの感染やサイバー攻撃のリスクが付いて回ります。

固定電話は電話回線のみに接続されているため、インターネットならではの脅威にさらされる心配がないこともメリットです。

固定電話のデメリット

固定電話には、以下のようなデメリットもあります。

契約や解約の際に工事が必要な場合がある
セールスや勧誘の電話がかかってきやすい
転居の際に電話番号の変更が必要

契約や解約の際に工事が必要な場合がある

固定電話に契約すると、導入のために工事が必要となります。

工事手続きによる手間・費用・期間がどうしてもかかるため、携帯電話よりも導入のハードルは高いです。

セールスや勧誘の電話がかかってきやすい

固定電話は、スマホよりもターゲットの在宅状況が把握しやすい通信手段です。

そのため携帯電話・スマホの普及が拡大した現在においても、セールスや勧誘のターゲットとされる傾向にあります。

転居の際に電話番号の変更が必要

市外へ転居すると固定電話の番号が変わってしまうため、転居前に移転手続きをしなければなりません。

電話番号が変わることで連絡を取る可能性がある人に周知しなければならないため、手間がかかります。

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固定電話を持たない人におすすめの携帯キャリア3選

固定電話は持ちたくない一方で、電話をかけることが多いため携帯電話では通信料が高くならないか心配になる方も多いことでしょう。

そこで利用を検討したいのが、携帯キャリアの「かけ放題プラン」です。

かけ放題プランは毎月一定の料金を支払うことで、何時間でも無料で通話ができるというオプションのことです。

ここでは固定電話を持たない人におすすめな、かけ放題プランのある携帯キャリアを3社ご紹介いたします。

楽天モバイル
ドコモ
mineo

楽天モバイル

Photo by rakuten

15分(標準)通話かけ放題 | オプションサービス | 楽天モバイル 

楽天モバイルは、毎月980~2,980円の料金プランが用意されている格安SIMです。

1回15分以内の通話が無料になるかけ放題プランもあり、利用の際は毎月1,100円がプラスされます。

さらにかけ放題プランでは1日100通までのSMS送受信も無料となるため、電話とメッセージどちらも利用頻度が高い方ほどお得です。

ドコモ

Photo by docomo

かけ放題オプション・5分通話無料オプション | 料金・割引 | NTTドコモ 

3大携帯キャリアの1つとして有名なドコモでは、通話時間が完全無制限の「かけ放題オプション」と5分以内の通話が無料になる「5分通話無料オプション」という2つのかけ放題プランがあります。

かけ放題オプションは月額1,870円、5分通話無料オプションは770円の追加料金がかかります。

通常の通話料は30秒22円となっているため、どちらのオプションを選ぶべきか迷った場合は「毎月42分以上通話をするか(1分44円×42分=1,870円以上かかる)」という点を考慮すると良いでしょう。

mineo

Photo by mineo

かけ放題サービス(時間無制限かけ放題・10分かけ放題) 

月額880~2,178円のプランが用意されている格安SIMのmineoには、リーズナブルな料金で利用可能な2種類のかけ放題オプションがあります。

10分以内の通話が回数無制限で無料になる「10分間かけ放題」、時間無制限で通話時間が無料になる「時間無制限かけ放題」のどちらかから選ぶことができます。

前者は月額550円、後者は月額1,210円となっているため、電話の頻度と費用のバランスを考えながら選びましょう。

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固定電話を実際に解約してみた感想

筆者の家にも固定電話を設置していた時期はありましたが、数年前からほとんど使うことがなくなっていたためすでに解約をしています。

解約手続きにも手間がかかるイメージがありましたが、近年はインターネット上から手軽に手続きが可能となっているため予想以上に簡単に解約ができました。

元より筆者の場合は通話をしたいときもLINEアプリを利用することが多く、電話の利用頻度は低いため、通信料はそこまで高くなりません。

そのため固定電話を解約したことで連絡手段に困ることはないと同時に、以前よりも月々のコストが安くなったというメリットを実感しています。

総合的に考えて、固定電話を解約しても後悔はないというのが率直な感想です。

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固定電話に関するよくある質問

最後に、固定電話に関してよくある質問を回答と一緒にまとめました。

固定電話がなくて困ることはなんですか?
固定電話をやめたらどうなりますか?
固定電話はいつ廃止になりますか?
固定電話をやめるとインターネットはどうなりますか?
固定電話がないとwifiは使えませんか?

固定電話がなくて困ることはなんですか?

固定電話がないと、FAXが使えなかったり非常時の際に通信手段が絶たれる可能性があったりというデメリットにつながります。

また、法人の場合は取引先や金融機関から実在性・信用性を認めてもらうためにも、固定電話が必須と考えて良いでしょう。

固定電話をやめたらどうなりますか?

固定電話をやめるとFAXや非常時の連絡手段という点で困る他、現在利用している携帯料金の割引が適用されなくなる可能性もあります。

ただし携帯料金については、かけ放題プランのあるキャリアへの乗り換えでカバーすることも可能です。

固定電話はいつ廃止になりますか?

NTTでは、2024年1月をもって固定電話のアナログ/ISDN回線を廃止することを発表しています。

ただし現在契約中の固定電話はIP網へ移行されるため、別途手続きや工事などをしなくても以前と変わらず使い続けることが可能です。

固定電話をやめるとインターネットはどうなりますか?

固定電話を解約しても、光回線であればインターネットの利用は可能です。

ただしアナログ/ISDN回線は解約するとインターネットに繋がらなくなるため、ルーターの購入や接続設定が必要になります。

固定電話がないとwifiは使えませんか?

光回線であれば固定回線を利用しているかどうかにかかわらず、インターネットの利用が可能です。

そのため、wifiも通常通り使うことができます。

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まとめ

今や携帯電話やスマホの普及により、「いらない」と思われがちな固定電話。

現に日常生活において電話やFAXを使うことがほとんどない筆者の場合は、固定電話を解約して後悔はありませんでした。

しかし固定電話にはFAXを使えたり災害や通信障害の際の連絡手段になったりと、意外なメリットもあります。

固定電話の必要性は人それぞれ異なるため、一概にはいらないと断言することはできません。

なお、料金だけを理由に固定電話の解約を悩んでいるのであれば、かけ放題プランがあるキャリアへの乗り換えもおすすめです。

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この記事を書いた人

実際に商品を使用したユーザーの「いらない」と感じる体験談を元に、本当にいらないのかを検証しました。
いらないと感じる理由を知り、本当に必要なものを手にしていただける助けになればと考えています。

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